帝王切開カウンセラーの細田恭子(ほそだやすこ)です。
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10月15日は『帝王切開に必要なケアを考える~産む人のための各科の連携と寄り添い~の3回目。
『麻酔で術後を穏やかに過ごすために』
埼玉医科大学総合医療センター産科麻酔科 診療副部長・教授 照井克生先生のお話でした。
帝王切開の出産には、産科医、助産師だけでなく、様々な科が関わります。
いろいろな怖さがありますが、中でも恐怖を感じやすいのが麻酔。
「手術室で背中に麻酔」という非日常を体験するわけですから、怖さしかないですよね。
歯の麻酔くらいしかしたことないし‥
帝王切開予定の妊婦さん向けの講座の「これだけは知っておいてほしいこと」の中でも どんな麻酔を使うのか確認してくださいと伝えています。
麻酔に関して、わたし知りたいことがいっぱい!
・まず麻酔科医と産科麻酔科医ってどんな違いがあって、先生はなぜ産科麻酔科医の道に進まれたのか(完全に個人的疑問)
・帝王切開で使う麻酔のこと
・術後の頭痛など合併症のこと
・術後の水分摂取
・「無痛だと帝王切開になりやすい」は本当?
などなど、自分の体に麻酔薬が入るのに、実は何も知らないままお任せしてるんですよね。
そして不調は自分が体感しなきゃならない
講座の前の先生とのやり取りでもいろいろな質問をぶつけちゃいましたが、講座中にすべてに丁寧にお答えくださいました。
照井先生は、どこまでもどこまでも産む人に寄り添った帝王切開を考えてくださっています。
先生が目指されているのは「帝王切開を経膣分娩に近づけるために」
それは先生の奥さまが帝王切開でご出産されたことも強く関係されているそうです。
寄せられた感想にも、「先生のもとでなら、もう一度帝王切開で出産してみたいと思いました」という声がありました。
以前、私の帝王切開講座に照井先生がご参加くださったのですが(めっちゃ緊張しました)
「高い術台の上で麻酔のために横になるのは怖いのです」
という話しを覚えていてくださって、先生の病院では、産婦さんが横になってから術台を上げていらっしゃるそうです。
(大きなおなかで、自分でヨイショと上ることが多いと思います)
今回のお話をお聞きして私が受け取ったのメッセージはチームワーク。
これは荻田先生のお話にもありましたが、誰かが「これをやりたい」と始めたくても、できない事情が病院によってたくさんあるんですよね。
そんな時、賛同してくれる人がいて、一緒に進めていけるチームワーク。
そこにママや家族も入るのがベスト。
そのために、様々な声を取り入れて実践されていらっしゃるお話に、参加者さんからは驚きとともに、どこから攻めたら自分の病院が改善するのか・・というお悩みもあったりして
講座後も質問が止まらず交流会の時間も質問タイムに
本当にありがとうございました。
次回は形成外科医のお話です。
残席少なくなっています。
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