帝王切開カウンセラーの細田恭子(ほそだやすこ)です。

 

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9月10日

【帝王切開に必要なケアを考える~産む人のための各科の連携と寄り添い~】

の2回目。

りんくう総合医療センター産婦人科部長 荻田和秀先生にお話いただきました。

 

 

 

 

荻田先生は、ご存じの方も多いと思いますが

「コウノドリ」の主人公のモデルになられた先生。

ジャズピアニストでもいらっしゃいますルンルン

 

 

私と荻田先生との出会いは2016年。

その前から存じ上げていましたが、先生が大阪から東京に講座のためにいらっしゃると知り、即申し込み!

ご挨拶させていただいたのが始まりです。

 

 

それまで私が帝王切開のことをお聞きしてきた産科医は

「ママのための帝王切開の本」でご一緒した竹内正人先生

今、産科医療暴力も含め「女性が知ること」を学ばせていただいている早乙女智子先生

 

 

今回、どうしても荻田先生のお話をお聞きしたくてお声がけさせていただいたところ、ご快諾くださり当日を迎えました。

 

 

 

あっという間の1時間でした。

帝王切開の歴史から始まり、コロナ禍の帝王切開への対応、VBACについてなど、たくさんの情報をお伝えくださいました。

 

 

・帝王切開は何かトラブルが起きて、母体も胎児もそのまま進むとしんどい時にするものであることを共通認識としてもっておいてほしい。

 

帝王切開は経膣分娩よりリスクが高い。
 緊急帝王切開は予定帝王切開に比べてさらにリスクが高い。

 帝王切開の回数が多いほど、リスクが高い

 

・リスクはあるからこそ、それをカバーするためにチームで共有していくべき。

 

「プロとしてのパフォーマンスができていますか?」という先生からの問いかけ

 

 

私が一番心に刺さったのは、「チームワーク」という言葉。

そのチームにはもちろん産む母も家族も入っているということ。

 

帝王切開と決まった途端、自分を部外者と思いがちなんですよね。

手術だからお任せするしかない。

私は麻酔をされて寝ているだけ・・

 

 

手術だから、自分は「産ませてもらう側」だから‥という想いを持ちがちですが、自分もチームの一員として「聞いていい・伝えていい」をあらためて母たちに伝えていかねば・・と思いました。

 

 

 

興味深かったのは・・・

・妊婦さんの多くは天候と分娩が始まることは関係ないと思っているのに、73%のスタッフが関係あると思っているということ。

 

潮の満ち引きも関係ないよ~とおっしゃる先生。

これは立場によって意見が分かれそうあせる

 

でも、様々な「都市伝説」に一喜一憂している私たちだからこそ

↓↓

・帝王切開だとわが子を愛せないとかプンプン

・帝王切開だと体が我慢強くないとかびっくり

 

あらためて、これは本当か?を見極めることが大切だと思いました。

オキシトシンも関係しているし、膣の常在菌のこともね。

 

 

 

そもそも帝王切開のことを1時間で・・あせるなどという無理なお願いをご快諾くださった荻田先生、本当にありがとうございました。

 

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

 

 

*次回は 

10/15(土)埼玉医科大学総合医療センター産科麻酔科診療副部長 照井克生先生です。

 

連続参加のお申し込みはもう締め切っております。

単発参加のお席はまだ若干ありますので、ぜひ。

 

 

 

 

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■現在募集中の講座■

◆9/22 帝王切開ママの会(お産の振り返り)

◆9/23 医療者支援者向け帝王切開講座

◆9/30 帝王切開ママのちっちゃなお話会

◆10/10 親子で聞くいのちのお話と月経教室@山梨

◆10/15 帝王切開に必要なケアを考える~産む人のための各科の連携と寄り添い

◆10/26 月経教室(個人様ご依頼) 

◆10/30 帝王切開ママのちっちゃなお話会

 

 

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