帝王切開カウンセラーの細田恭子(ほそだやすこ)です。

 

講座情報「くもといっしょに」の「くらす・くも」から

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帝王切開に必要なケアを考える~産む人のための各科の連携と寄り添いこちら
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昨日、無事に第一回めを開催しました!

全5回連続講座(単発参加も可能)

帝王切開に必要なケアを考える~産む人のための各科の連携と寄り添い~

 

こんなに帝王切開のことを学びたい!と思ってくださる方たちがいらっしゃることに、驚くとともに勇気をいただきました。

 

 

第一回めは、まず今回の講座開催の導入という意味で、

・私からは開催の思い

・Childbirth International認定出産ドゥーラ フリッツ郁美さんからは体験談

・筑波大学医学医療系助教、助産師、国際認定ラクテーションコンサルタント 福澤利江子さんからは多方面からの研究結果や海外の文献などをご紹介いただきました。

 

いくみさんとは 助産塾でもご一緒しています。

利江子さんには筑波大学での「帝王切開の当事者の思いを知り、ロールプレイで寄り添いを学ぶ」にお声がけいただきました。

 

 

 

私からお話させていただいたことを、ちょっとだけこちらでもシェアしますね。

 

私は2度流産のあと、3回の帝王切開で3人の娘を出産しました。

最初の帝王切開は31年前。

当時は携帯もなく、20人に1人が帝王切開という時代だったので、情報も同じ体験をした人とも会えず、情報を探し求めていた産後でした。

 

2000年に「くもといっしょに」で発信を始めて、お産の振り返りや帝王切開講座を開催し3000人以上の方の声を聞く中でずっと持っていたのが

『帝王切開の情報が細切れ』で『当事者に届いていない』

『医療者であっても科が違うと帝王切開のことなのに情報共有されていない』んだと驚きました。

そして

縦割りではなく横の連携で情報共有し、それが帝王切開で出産する母や家族に還元される。

そんな学びの場がほしい!という思いでした。

 

そして今回レキップフェミニンの大竹さんとご縁がつながり開催実現に至りました。

 

 

どの科のこともわからないことだらけ。

 

 

医療現場からはこんな悩みも届きます。

 

 

今回、一番お伝えしたかったのがここ。

 

じつは、「まさかこんなことが起きているなんて!」と信じていただけないことも多いのですが、次に話してくださったいくみさんの体験談がまさにそれ!でした。

 

11年前のことでもその時の光景、色、顔 すべて記憶に残っていらっしゃるそうです。

そして今はその体験を経て出産ドゥーラとして活動されていらっしゃる。

 

まさに「帝王切開で出産したママに贈る30のエール」の22ページ

「今、立ち止まっているあなたへ」です

 

 

 

最後に福澤利江子さんから本当に多方面からの研究結果をお話しいただきました。

世界では様々な研究がされていて、それを知っている人と知らない人の差が大きくなっている。

これは妊婦さんにも言えること。

情報を取りに行った人は自分らしい帝王切開ができるけれど・・・

できれば、そんな差がなくなり、誰もが未来に大切に伝えられる帝王切開出産になってほしいのです。

 

じつは「帝王切開の専門家がいない」この言葉が深く残り、皆さん心に火が付いた瞬間だったように思います。

 

お話の中にあった【「優しい帝王切開」の発達と普及】

これが早く日本でも広まっていきますように。

 

 

 

講座の後はブレイクアウトルームに分かれ、参加者さん同士でディスカッションのあと、アウトプットもしていただきました。

 

・経験者じゃないと伝えられない?

いえいえ、そんなことありません!

それ、育児を経験しなきゃ保育士になれない?というのと一緒です。

・この人になら話せる。コミュニケーションをとり傾聴が必要

・聞く側の引き出しが足りないことに気づいた。もっと学びたい

・帝王切開を肯定的に捉えている方もたくさんいらっしゃる

・バースレビューの大切さ

・助産師の言葉の重み
・帝王切開もグリーフケアだから言葉を大切にしていきたい

・男性の理解が足りない

・「無事に産まれたからいいんです」の裏側も見ることができる支援者でありたい


時間がオーバーし、交流会の時間にまで突入しましたが、皆さんからの言葉のひとつひとつが大切な交流になっていたような気がします。

 

 

 

3回目にお話してくださるの麻酔科医の照井先生

5回目にお話してくださる助産師の横手先生

ご参加ありがとうございました。

お話、楽しみにしております。

 

 

次回は

『“手術”という出産を経て母として送り出すために』
りんくう総合医療センター 産婦人科部長 荻田和秀氏のお話です。

 

荻田先生はドラマ「コウノドリ」のモデルにもなられた先生です。

どうぞお楽しみに。

単発のお申し込みはまだお席があります。

お早めに♪


来月以降もお会いできるのを楽しみにしてますラブラブ

 

 

 

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