帝王切開カウンセラーの細田恭子(ほそだやすこ)です。
【募集集】帝王切開のお産の振り返り
【募集中】11/13医療者、支援者さん向け帝王切開講座
他の講座はページ下へ
またはwebサイト「くもといっしょに」の「くらす・くも」から
【第5回 帝王切開率を下げるために何ができる?オンラインディスカッション】開催しました。
毎回、ため息が出るのですが、今回も怒り(を感じなくなってきた、最近・・あっ、またかって)よりも、呆れて哀しい。
医療者の話を聞いていると、とてもじゃないけどママたちに話せないようなことがたくさん起きてる。
これは出産の現場だけじゃないだろうけど。
前回のモヤモヤはこちら第4回のディスカッション
母たちは、赤ちゃんを助けてくれたから‥と感謝する。
たとえ医師の都合で帝王切開になろうが、
(医師が、わが子の塾の送り迎えの時間に間に合わないからって促進剤をやめて帝王切開に切り替えるとか、夜の帝王切開になったら他の病院からの医師を応援に呼びたくないからとか・・・)
出産の時を雑談と孤独で迎えようが、
すっ裸で放置されようが、
ちょっと切るだけだから大丈夫と納得させられようが、
点滴がうまく刺さらず7回めの挑戦でやっと針が刺さろうが、
どうせ下から産めないからと言われようが・・・
母たちは、自分に起きたことが、人として大切にされていないことに気づかず、みんなそうなのだから・・赤ちゃんが無事だったからとフタをする。
お産の振り返りで、「身近な人から何か言われたわけではないのに、なんだか心が晴れなくて」という方に、入院中のことや手術室でのことを聞くと、大概、人権が無視されていることが起きている。
当然、経膣分娩がいいのはわかってる。
切らないほうがいいに決まってる。
だって、ずっと痺れていたり、ずっとしくしく痛かったり、傷が瘢痕になって夫に見せていないどころか自分でも見ていない人もいるんだよ。
だから帝王切開率は下がったほうがいい。
でも帝王切開があるから救われた命もたくさんある。
あたたかさがいっぱいの帝王切開もたくさんある。
みんなに祝福され大切にされ、自分らしい帝王切開にするために提案したことを、できるだけ叶えようとしてくれる病院もある。
すべては産院選びから始まっている。
あっ、産院は一緒でも、担当医によって全然違うこともあるけど・・
不必要な帝王切開は減るべきだ。
じゃ、誰のが不必要だったの?
自分が体験した帝王切開は必要な処置だったと信じたい。
わが子を守るために同意して受けた手術であってほしい。
起きたことは「帝王切開出産」という事実。
でも、そのとき何が起きたかで、母のその後の生き方が大きく変わる。
ちょっと切るだけじゃないのよ!
母は、おなかの痛みを抱えながら、人を育てる。
自分の体のケアだけじゃない。
命を救うために必要な処置であるなら、赤ちゃんが産道を通っていないぶん、
そこに 帝王切開だからこそのケア を添えられないだろうか。
このケアが出来る人は限られています!
医療者向けの講座で、助産師から
「帝王切開で出産した女性のその後のことを初めて知った」という声が多いのも事実。
助産学校では帝王切開のことをどこまで伝えているんだろうと不思議に思うことが度々ある。
苦しい現場で、助産師らしい仕事ができないからと他の場所に移っていく助産師。
あれ。。帝王切開は病院でしかできないのに。
私たちが頼りたい人なのに・・・
残された助産師が疲弊する。
なんだ?
今日はもやもやが とまりません。
◆医療者向けの帝王切開講座、次回は11/13(土)14:00~です。
本、一冊プレゼントつきです。
お待ちしてます。
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ぜひ本屋さんで注文して
お求めいただけるとうれしいです
もちろん、数日かかってしまうこともあるし、
また行かなきゃいけない手間もありますが、
注文が入ることで書店に並びます。
そしたら次の「帝王切開での出産が不安」なママの目に
留まる可能性があるんです。
最近の書店の「妊娠・出産の棚」には
経膣分娩の本がほとんど。
2通りの産み方があることを伝えていきましよう
◆11/9 帝王切開のお産の振り返り(Umiのいえ様)
◆11/13 医療者支援者向け帝王切開講座
◆11/14 親子で聞くいのちのお話(つむぐわ様)
◆11/25 帝王切開のお産の振り返り
◆11/26 お母さんのための月経教室
◆11/27 育児の悩みを解消!無料WEBセミナー
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