帝王切開カウンセラーの細田恭子(ほそだやすこ)です。
【募集集】帝王切開のお産の振り返り
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先日、帝王切開のお産の振り返りにご参加くださった方。
最初に
「『帝王切開で出産したママに贈る30のエール』を読みました!」
って伝えてくださったので
「当てはまるページはありましたか?」ってお聞きしました。
予想「はい、〇ページに共感しました」
現実「ほとんどのページのことを言われたので、他にも同じ人がいたんだと安心できました」
お話しをお聞きしたら、いやいや・・出る出る。
「残念だったね~」
「切腹しちゃったんだ~」
「立ち会いできなかったんだね。パパさん楽しみにしてたのにね」
孫のアレルギーを聞いた義母「うちの家系にはアレルギーはいない。帝王切開が原因!」
悔しいね。
私たちはすべてなんでも知っているわけではないからこそ、
相手の気持ちを想像する・察することを大切にしていきたいですね。
でも、このママの一番奥にあるのは
赤ちゃんにの心拍低下で緊急帝王切開に切り替えることになった途端
「お産」じゃなく「オペ」に変わり
アラームが鳴る中、剃毛、点滴、尿道カテーテルなどの処置がガーーーっと進みました。
でも、手術室が空かないから・・という理由で
そのままの姿で約一時間、部屋でパパと二人きりで待たされたそうです。
アラームが鳴ったままで、赤ちゃんが死んじゃうんじゃないか・・っていう恐怖。
パパも妻と子に何かあったら・・・・という恐怖をずっと持ったままの1時間。
私も第一子を産んだ後、シバリングが起きて、娘を置いて死んでしまう!という恐怖を感じました。
出産直後のあの怖さは今でも忘れることができません。
もちろんオペになったら「命を救う」ことが最優先。
マンパワーも足りなかったんだろう。
でも、そこに死の恐怖を少しでも少なくする声かけはできなかったのかな・・・と思うのです。
経膣分娩用のバースプランに
「最初に抱っこしたい」と書いたそうです。
でも緊急帝王切開になり、無事に産まれた後
性別を聞かされ、「赤ちゃんきれいにしますね」って顔も見ないまま連れていかれてしまいました。
「もし近くに連れて来てくれたとしても、オペ室にメガネを持っていかなかったので見えなかったと思います」
せめてほっぺとほっぺを合わせられなかった?
メガネがないと何も見えない。赤ちゃんの顔を見ることは、生きていることを確認すること。
なぜ母親にそれが許されない?
これが経膣分娩だったら?
お子さんはやっと1歳。
一年間、ずっと持ち歩いてきた気持ちを
聞かせてくださりありがとうございました。
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