帝王切開カウンセラーの細田恭子(ほそだやすこ)です。
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5月に「語り継ぐ私のお産と生き方」で帝王切開のお話をさせていただきました。
先日、その「振り返りの会」があり、
その中で看護学生さん向けの講座でやっているワークを皆さんに体験していただきました。
手術を体験をしたことのない人のほうが多く、まずはどんな気持ちなのか・・そこを知って声かけや処置をしてほしい。
そんな思いで体験していただいています。
じつは講座以外では初めてお伝えしましたが、あらためて当事者の「体感」を伝えることの大切さを実感しました。
冷静に落ち着いてワークに参加できた方、
心がざわざわして画面をオフにされた方、
涙が止まらなくなった方・・・
心と体は正直です。
この日の振り返りを主催してくださった、助産師の直子さんのFacebookから、感想をシェアさせていただきます。
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当事者の気持ちを体験するワークを、受けさせていただきました。
↓
想像を、してみてください。
今、あなたのお腹はもう赤ちゃんが今にも産まれんばかりの大きなお腹です。
帝王切開で出産することが決まりました。
手術台にあがりました。
~中略~
麻酔をし、まぶしい光がお腹の上を照らし、医師たちが集まり手術が始まりました。
医師たちが、今日のお昼ごはんの話をし始めました。
呆然としました。
そのときに、ひとりのスタッフが、肩に手を置いて、
「大丈夫ですよ。」と、目を見て、語りかけてくれました。
私は、この「大丈夫ですよ」のところで、本当にほっとしてしまって、涙が出てきました。
どうして、こんな扱いを自分はされなくてはいけないのだろうか。
私が悪かったからだろうか。
きっと私が悪かったのかもしれない。。。
私が悪かったんだ。我慢しなくちゃ。
そんなときに、「大丈夫?」と声をかけてくれる人が、たった一人でもいたら。。。
この、「大丈夫?」と言えるようにしよう。
どんなときも、医療者は相手の方を「助けてあげる」立場の人間ではない。
同じ対等な人として、相手のことを大切に思う。
/
相手の立場だったら、実際にどう感じるか。
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どこまでも想像して動くこと、話すことを諦めないこと。し続けること。
「何年たったら、細田さんみたいに、帝王切開の思い出を乗り越えられるようになりますか?」
という質問を受けた時に、
細田さんは、「今も乗り越えていないよ。でも、それを次への原動力に変えられる時がきっとくるよ。
それは、じっと動かないでいたら、その時はこないかもしれない。
だから、今日話を聴きに来てくれて、話をしにきてくれて、ありがとう。」
とお伝えしているそうです。
あなたが、歩いている、息をしている、話をしている、ただそれだけで、充分に動いていることになる。
ちょっと歩幅を大きくしたり、
ちょっと大きく深呼吸をしてみたり、
ちょっと違う話を聴きに行ったりするだけで、
何かのきっかけになるかもしれない。ならないかもしれない。
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それでも、私たちひとりひとりは、必ず大切にされる存在です。
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自分がやっていることは、合っているんだろうか…
これで間違っていないだろうか・・・と
じつはいつも自問自答しています。
だから、こうして思いを受け取っていただけることが、本当にうれしいし 力になります。
貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
5月の「語り継ぐ私のお産と生き方」の当日の感想は
こちらから
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