帝王切開カウンセラーの細田恭子(ほそだやすこ)です。

 

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5/20、助産塾の助産師さんを対象に

第2回オンラインディスカッション

【帝王切開をこれ以上増やさないために何ができる?】

を開催しました。

 

 

第1回も衝撃的でしたが、今回はさらに当事者にとっては悲しい現実も聞こえてきました。

このブログは当事者もたくさん読んでくださっているので

そのまま書くと、涙が止まらなくなる方もたくさんいらっしゃるでしょう。

 

実際に顔を見ながらの場で、シェアできることはお伝えすることにしようと思います。

 

 

参加された方からの感想をいくつか感想をアップします。

助産師さんも日々悩み、なんとかしなくては・・と思っていらっしゃることも私たちが知っておくことです。

 

 

◆ドクターの話していらした包括医療システム、作りたいと思いました。助産師がエビデンスをもって報告する、産めるよ!から始める、これは学生時代から培われなければならないものすごく大事なところだと思いました。逆にこれがなければ助産師の意味って何なのでしょうか。。。とわが身を振り返り凹みつつ、そして励ましあって進みたいと思います!変えていこう!

 

 

◆私はクリニックに勤務しているときに、お母さんのお気持ちをを医師に伝えたら、「なんで助産師のくせにそんなこと言うの。医者がきめることだし」と言われたことがあります。

悔しくて悔しくて、今でもこの文面を打ちながら涙が出てきます。

上司からも、医師に意見を言うなんて…と言われました。

もう少しうまくやらなきゃって。

うまくやるって何?人生に1度のその赤ちゃんのお産なのに…。

悔しい気持ちを思い出し長々とすみません。

 

 

◆地域の開業助産師として何ができるのか?

「帝王切開でした。」とぽつりぽつりとお話されるお母さん達のお話を丁寧に伺うことしかできない。 私は子どものころから妊婦さんと赤ちゃんが大好きでした。神々しく見えて、あの大きなお腹の中に赤ちゃんがいて、すくすく育っていると思うとなんと素敵なんだろうと言葉では言い表せない気持ちになるし、赤ちゃんたちはあの一生懸命生きている姿、ただそれだけで可愛くて本当に大好きでたまりません。

その妊婦さん、赤ちゃん、赤ちゃんのお母さん家族にとって、優しい世の中になることを心から願います。

 

 

◆包括医療制度の話が聞けて良かったです。お金儲けに走らないように制度が変わること大事ですね。 助産師と産科医とのコミュニケーション、分かり合えるまでとことん話し合うことをあきらめないで続けようと思いました。医師と対等に話せる助産師になること。ここも頑張らないといけないですね。

 

 

◆どんな話になるのだろうと思いながらの参加でしたが、途中で場にいることが本当に苦しくなりました。

支援者としての参加だったのですが、医療者がバースプランを書いているお母さんへの対応の仕方。本当に悲しくて、聞いているだけで辛かったです。

病院内での、人間関係の分裂、ヒエラルキーが手に取るように理解できて、お先真っ暗に思う自分もいました。いろいろな発言の中、私は本当に胸が詰まってしんどい思いでした。

言葉にすることもできず、これからの女性たちのことを考えると色んな思いでいっぱいにもなりました。

 

 

◆傷ついてきた女性たちを思い出し、ふつふつと込み上げてくる感情がありました。

やはり、このままにしてはいけないという思いです。

ハード面とソフト面がある中で、お産においてソフト面の大切さがなかなか分かってもらえないのはなぜだろう、、と感じています。どうして大切なのか、もっと多くの人と考えていきたいと思いました。

「なぜ帝王切開がよくないの?多くなるのはよくないことなの?」と、独身男性の方から聞かれたことがあります。

傷ついている女性がいると答えれば、それは一部の人と思われたり、その想像をしてもらうことが難しいです。医療費のことや、将来の日本や人類の話をしては、大きな問題になって当事者意識が持てなくなります。

自分や周りの友人が帝王切開で生まれていても特に困っていることはない、それが今の多くの人の認識なんだろうと思うと、質問に対してなんと答えることが出来るのか、とよく考えます。またディスカッションできる場が欲しいなと思いました。

 

 

 

 

第3回目は助産塾のメンバーだけでなく公開での開催です。

 

●6月23日(水)14:00~15:30

【帝王切開率を下げるためになにができる?】オンラインディスカッション

 

対象は、産科医療従事者、産前産後のケアをされる専門職、子育て支援者など

 

お待ちしてます。

 

 

 

 

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