「小さないのちとさよならした方の心をはなす会」でした。
主催してくださったのは、吉祥寺の子育てサロン にじいろじかんさん
とてもあたたかなお部屋で、ゆっくりとお話しする時間になりました。
たくさん泣きました。
大切なお写真を見せてくださったり、ママしか知らない大切な思いを初めて口にしてくださったり。
そしてちょっとだけ笑いました。
もちろん悲しいことなのですが、
あらためて「パパの今まで」を思い出すと、ありがとうという気持ちがわいてきて、
涙をポロポロこぼしているパパの顔が浮かんできて、自分一人じゃなかったって、みんなで泣きながら笑う不思議な時間でした。
見せていただいた写真の中の赤ちゃんは、とってもかわいい女の子で、ちょっと凛々しくて
お口をキュッと結んで、何かを決心したかのような、そんなお写真でした。
ママは赤ちゃんとさよならしたことを、ずっとずっと もう10年以上悔いていらっしゃいました。
新しい季節が来ても、家族の形が変わっても、それでも悔いて自分を責めていらっしゃいました。
でもね、大切な写真を見せていただいた時、なんだか赤ちゃんの決心が見えて、その日のお話をお聞きしたら、
最後に赤ちゃんが目を開けて、ママを見つめてくれたそうです。
それって、赤ちゃんからの「ありがとう」と「少しの時間だったけれど会えてうれしかった!」っていうメッセージに思えました。
それをママに伝えたら、「そんなふうに思っていいんですね・・」って涙をポロポロ流されて
「あの子がどう思っているかを考えたことがなかった・・・」ておっしゃっいました。
もちろん受け取り方はそれぞれです。
でも、自分の「思い方」ってずっと一緒で、責めていたらずっとそればかり。
他の「思い方」で見てみると、「責め」が「感謝」に変わることもあるのです。
大切な場を作ってくださった にじいろじかんさん、本当にありがとうございました。
今回は助成金を申請されての開催でしたので、無料でご参加いただくことができました。
ちょっと肌寒い午後でしたが、白百合と金木犀がベースの温かいお茶で、心も温まりました(*^^*)