そらちゃんとななちゃん、おせち料理をつくる、の巻〈後編〉

mariさんちの、そらくんとななちゃん、力を合わせておせち料理を完成させました。

前回のお話。
おせち料理はあなたたちにまかせたわ、とママから託された3000円。
ななちゃんはそれっぽっちのお金じゃおせちの材料は買えないよ、と。

そらくんは限られた予算でなんとかしようとななちゃんを説得しますが。

ここでゴン兄、ごめんなさい。

そらちゃんを女の子だと思いこんでました。
すまんことでした。
そらくん、でしたね。

汗。

そしてふたりは力を合わせて、おせちを完成させました！

ここからはゴン家の実際のおせち料理の写真ね・笑

ゴン父とゴン兄、そしてゴンの男３人による、かなりいい加減なおせちだよ。

そらくん、
ななちゃん、
ありがとう。

mariさん、おふたりのかわいいお写真、たくさん使わせていただきました。
過去のブログに遡ってお写真を拝見していて、こちらのお写真を見つけました。
懐かしく、そして、胸にチクンと痛いお写真でした。

ゴンも９月、そして10月とこちらの病院に通いました。

この長い廊下の待合室から、ゴンの治療中に見た金華山と岐阜城をゴン兄、生涯忘れることはないでしょう。

ゴン兄を信頼して全5回、黙ってついてきてくれたゴン、健気に頑張った弟を心から褒めてやりたい。
そらくん、ななちゃんも通われたのですね。
本当にお疲れ様でした。
そして痛かったね、辛かったね。

よくがんばったね。

えらかったね。
ゴン兄、おふたりも褒めてあげます。
よしよし、いい子だったね。

今思うのは、通院ではなく、一度でいいから、ゴンと岐阜に遊びに行きたかったということ。

長良川の河川敷を金華山を見上げながらゴンと歩いてみたかった。
放射線治療の麻酔前には水を飲ませてあげられなかったため、暑かった夏だったこともあり、朝は家の近所でお散歩をさせたら病院に急ぎ直行、喉が渇かないうちに。
帰りは麻酔がまだ効いていて、とてもじゃないけど、岐阜市内でお散歩などできる状態ではありませんでした。

まもなく今年も終わります。

ゴンと一緒に癌と闘った一年が終わります。

新しく迎える年にゴンはいない。
人生はなんて辛く悲しい。

苦しくて切ない。

これほどまでに虚しい年の瀬は今まで生きて初めてです。

ゴン兄は決めた。

きみをこの2023年においていかない。
きみを連れてゆく。
2024年に連れてゆく。
にーちゃんと一緒に年を越そう。

これからもずっと一緒に。
そして、いつの日にか、未来で待っていてね。

おせち料理完成。