夏休み | 解離性同一性障害当事者のブログ

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解離性同一性障害当事者の目線で、
病気のこと、日常を綴っていきます。

 

世間では

夏休みが始まっている。

 

 

夏になると思い出す。

 

毎日毎日が地獄だった。

 

昔は今ほどは暑くなかったが

クーラーは親しか使えなった。

 

(余談だけど今はエアコンって言うけど

昔はクーラーって言い方が主流だったよね??

地域差なのかな。)

 

 

食い物も大して与えられなかった。

台所は立ち入り禁止。

 

金もまともに持ってないから買い食いも出来ない。

 

ばーさんがいたけど

週に2回別宅から来る感じだったから

ばーさんが来る時だけ

割りとまともに飯を食えたかな。

 

かなり栄養の偏った子ども時代だったなと思う。

 

 

バイト出来るようになって買ったアイスが

めちゃくちゃうまかった。

 

 

家庭の味、なんてもんは分からない。

 

親に与えられた残飯と

ばーさんが憐れみでくれた紅茶とビスケット。

 

それが全て。

 

元の主人格が料理にハマったのは

多分そういう食生活の反動だろうね。

 

 

人格ごとに抱えているものは違う。

 

俺は、夏が嫌いだ。

 

夜な夜な繰り広げられる裸の集まりに、

汗の匂い、

じっとりとした肌の感触。

 

全部がヘドロのように俺にまとわりつく。

 

誰も助けてくれない世界で

ひとり抗った。

 

のに、何にも勝てなかった。

 

夏は嫌いだ。

 

静かに照らす月が

俺を見つけてくれない。

 

長期休みに入ると

昔の俺らのように

「家庭」という狭い特殊な檻に閉じ込められる子ども達がいる。

 

子ども達の声は大抵

誰にも届かず

季節が変わり、学校が始まる。

 

学校がせめてもの救いになっていればいい。

 

虐待の当事者だった俺たちですら

助け方が分からない。

 

SOSは瞳の奥から、だから。

 

大人は気付かない。

 

虐待から、子どもが助けてと言わなくて良い社会を。

 

助けて、と声を上げた時

救われる社会を大人は作らなければならない。

 

伸ばした手を俺らが救ってやりたい。

 

 

もし、近くで虐待かもしれない

と思ったら

迷わず

 

児童相談所虐待ダイアル「189」

 

 

に通報して欲しい。

匿名で大丈夫です。

 

あなたの違和感で助かる子どもがいるかもしれない。

 

長い夏休み

ひとりでも多くの子どもが

笑顔で過ごせることを祈ってる。

 

 

森風遊  アベル/P

 

 

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