まさかの「いわゆる中二病」認定 | 起立性調節障害の子どもたちを見守るだけの生活

起立性調節障害の子どもたちを見守るだけの生活

起立性調節障害(疑い)の女子大生
起立性調節障害(診断済)の男子高校生 

思いつくまま綴っていますので、
時系列はバラバラです。
雑談がメインのため、役に立つ情報はあまりありません。

 

二人の子を持つ母です。

起立性調節障害の症状に振り回される日々を

綴っています。

長女は元気に大学生生活を送っています。

長男は3年前にダウンし、通信制高校で勉強中。

一応、大学進学を目指しています。

特別な治療は受けていません。

自分のことは自分で決める。

をモットーに、

好きなだけ寝てみたらどうなるか?

日々見守っています。

 

長男がダウンした3年前の話です。

 

起立性調節障害の専門医から紹介された

児童精神科で、

特に病名もつかないし、

治療の必要はありませんよ、

と言われてしまった長男。

先生の話では

「起きれない、しんどいのは

思春期特有の、年齢的なもの」

だそうです。

 

それって、よく言う

「中二病」ってやつなのか、

私と長男は苦笑いするしかありませんでした。

長男は小学生のころから

「中二病」という言葉を知っており、

何かあるごとに

「それって中二病だから」と

言い訳に使っていたのです。

公式に中二病と認定されてしまい、

複雑な心境になってしまいました。

 

しっかり検査してもらった方が

良いのでは?とも思いましたが、

受診後は

長男がいつも元気になっていたため、

この先生には信頼を置いていました。

先生が長男は発達障害ではない、

検査は不要と言うのであれば

そうなんだろう、

と、特に深追いすることは

しませんでした。

 

それ以降、児童精神科に行くことは

止めてしまいました。

通いたい気持ちはありましたが、

長男の体調はどんどん悪化して、

電車に乗って通院することが

難しくなりました。

とにかく一日中眠っていて、

学校に行くことも、

もらったプリントをこなすことも

できなくなりました。

 

「元気を取り戻すために、

いろいろな先生に診てもらって

治療法を探そう」

という事自体、

長男の大きな負担になってしまいました。

 

治療法を探せない。

発症数か月の時点で私たちは

おおきくつまづいてしまったのでした。