お雛様を
ひとりで黙々と
片付けていて
思い出した。
遠い昔のこと・・
息子の初節句前に
掃除をしてて
張り変えたばかりの襖に
穴を開けた![]()
まだ、嫁になって2年目。
恐る恐る、義母さんに言うと
義母さんの顔が
みるみる、怖い顔になって
何も言わず
部屋から出ていった![]()
これ以上、相談できず
私は、同じ業者に
電話をした。
初節句を控えてることは
知ってくれている。
「すぐ、できるから!
な~んにも心配しなくて
いいからな!!」
と、心強い言葉。
安心して、うれしくて
涙が出た・・
それから、だいぶ先…
ちょうど、子どもが
学校にいけなくなってた頃
増築をした。
家の事情は
知らなかったと思う棟梁が
「これから、幸せになるからな!!」と。
根拠のない言葉だけれど
とても元気が出て、救われた。
その後、その新しい部屋に
こもることなく
その子は
学校に行くようになった。
その時も
「しつけが悪いからだ!!」
と、義父母から
突っぱねられたから
孤独を感じてた。
それが
全くの他人様の言葉に
勇気づけられたんだ。
わたし
守られていたんだ・・と
今日、改めて
感謝の涙が、出た。
ふたりとも
もう、亡くなられたけど…
わ、た、し、
幸せですよ![]()
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今日も、ありがとう。