高校最後の運動会で
この、内気だった私が
クラスから一人
応援団に選ばれた![]()
クジ引きだ![]()
えーーー?!
と叫びながら
嫌ではなかった。
そういうこと
意外とやってみたかったんだ。
クラスで人気の男子が
「誰かに変わってもらう?」と
後で、聞きに来たけど
「いい!」と
この気弱そうな顔の女子が
きっぱりと!答え
「いいん?」と
何度も聞かれた(笑)
練習を重ね
最終的に、学ランを
誰かに借りなければならない
時が来た。
ずーっと
片思いだったあの人に
「貸して!」と
言いたかった。
もちろん、できなかった。
友だちから
「当てがあるの?」と聞かれ
「ない」と答えたら
弟さんのを貸してくれた。
(私、兄が二人もいるのに
)
そのことを
なぜか、急に思い出し
胸が、キュンとした。
あの時
「貸して」と
あなたに言えたなら・・・
どんだけ
たくさんの後悔を
抱えてるんだ、わたし···
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今日も、ありがとう。