おとちゃんが、私をもらいに来た時は
もう、母一人だったんで
おそらく、少しは
気楽だっただろう?!
娘っこちゃんⅠの彼は
結構おしゃべり好きで
あの日、私とⅠは
世間話で盛り上がる二人に
決め
の、タイミングを与えようと
目配せばし合う。
話が途切れて…
おっ!ここよ!!と
目配せすれば
「じゃあ、仕事の方は…」と
おとちゃんが、切り出す
ふたりで盛り上がる
また、沈黙になり、目配せするけど
「日本の経済は…」と
また、おとちゃん…
世間話が広すぎるっ
Ⅰも、彼に目配せするけど
鈍感な彼は、気づかない。
そんな場面が、四度ほどあって
やっと、やっと
「それでは、ここで本題に…」
と、変な前置きの上、こぎ着けた。
そういえば、おとちゃんも
私をもらいに来た時
なかなか、話を切り出せないで
しびれを切らした母が
「ここでは(座敷)、なんだから
あっちに行ってご飯でも食べましょう」
と、立とうとしたタイミングで
「あの…」
と、切り出したんだった
この「お嬢さんを…」の
その場面は
十人十色の…ドラマだ
☆★☆★☆★☆★今日も、ありがとう。