風のうわさで
浅いお付き合いの友だちのお子さんが
今、不登校だと聞いた。
心配しないで!
きっとそれがのちの土台になるんだから・・・・・・・と
不登校の親を経験した私は、
すぐにでもそう言ってあげたい気持ちになった。
しかし、
そのド真ん中にいた頃の私は
きっとまたいい日がくる・・・
子どもを信じる・・・と思いながらも
どう対処していいな分からないうえ
周りの風当たりも強くて・・・
苦しくて苦しくて
裏の木立を散歩しながら
枝を見上げ
・・・本気でそうしようとは思わなかったけど
「死んだら楽なのかなぁ・・・」なんて思ったことあった・・・
一番辛いのは、本人ですよ・・・と専門の先生の
アドバイスを聞いて納得してるのに
やはり自分のきつさでいっぱいだった・・・・。
夜中の2時まで
子どもと向かい合って
子どもの出てこない言葉に耳を傾けて
専門の先生と話して
とりあえずそうすることで
また笑顔で子どもと向かい合えるように
自分に元気をもらって・・・
たくさんの専門書も読んで・・
そんなことの繰り返し・・・
「あの時のことが、今活かされてる」という手紙を
後に子どもからもらった時
こういうことで悩んでる人がいれば
何かのお手伝いが出来たら・・・・と思ってた。
だけど、今
その人に何も言えない自分がいる。
直接相談にのれば、何か言ってあげられるかもしれない。
いや、わからない!!
その子、その子によって性格も
理由も違う。
私の子が、たまたまそういう風に進んだけれど
それが正しかったかも、わからない・・・・・。
人は、みな違うのだから・・。
きつい思いでいるだろうなと
その人の事を思いながら
気持ちだけでも、やわらぐことができるような
言葉をかけられる日が来ることを願う・・・・。