驚きのどんでん返し! 【アヒルと鴨のコインロッカー】 | 魔女のほうき

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テーマ:
アヒルと鴨のコインロッカー



原作も読んでいなくて、何の予備知識もなく観たこの映画『アヒルと鴨のコインロッカー 』。

正直度胆を抜かれました。

なんだぁ、この話?伊坂幸太郎って、天才なんだなぁ…


大学に入学するために仙台にやってきた椎名(濱田岳)。

引っ越したアパートの外で、ボブ・ディランの「風に吹かれて」を口ずさみながらダンボールを片付けていた椎名は、“河崎”と名乗る不思議な雰囲気をもった男(瑛太)から話し掛けられます。

「誰かが来るのを待ってたんだ…ディランを歌う男だとは思わなかった…」

「あの声は神様の声だ。」

そう言いながら、隣人“河崎”は、椎名におかしな計画を持ちかけます。

「一緒に本屋を襲わないか?」

ここの隣の隣のブータン人ドルジ(田村圭生)のために、広辞苑を盗もうというのです。

「彼には調べたいことが二つある。ひとつはアヒル、もうひとつは鴨だ。」

そんなおかしな計画に乗るつもりなどなかった椎名ですが、翌日、河崎に言われるがまま、モデルガンを片手に書店の裏口に立つことになってしまいます。

本屋襲撃は成功。

しかし、車の後部シートには…

「これ『広辞林』だ…『広辞苑』じゃない」

不思議と笑みを返すだけの河崎。

実はその計画には、河崎とドルジ、そしてドルジの彼女で河崎の元カノ琴美(関めぐみ)、三人の切ない物語が隠されていたのです…


驚いたことに、おかしな話ばかりする不思議な男、河崎はひとつしか嘘をついていないのです。

しかし、このひとつの嘘が驚きの結末に繋がる大きな鍵になるのです。


原作を読みたくなってしまいましたが、こんな話を映像化してしまう中村義洋監督も凄い。

当たり前ですが、「ジャージの二人 」とはまったく趣向の違う映画です。

私はどちらも好き。


小柄な人のいいヤツ椎名を演じる濱田岳くんも上手いですが、河崎を演じる瑛太君がとにかく素晴らしい。

彼ってこんな素敵な演技をするんだっけ??と失礼ながら、物凄く見直してしまいました。

この演技が大河の小松帯刀につながってるんだな…と。


ちなみにドルジが知りたかったアヒルと鴨の違い。

アヒルは野生のカモ科のマガモから人為的につくられた家禽です。

アヒルとマガモを掛け合わせたものが“アイガモ”。


【アヒルと鴨のコインロッカー】

2007/日本/110分/ザナドゥー

監督・脚本:中村義洋

脚本:鈴木謙一

原作:伊坂幸太郎

出演:濱田岳、瑛太、関めぐみ、田村圭生、関暁夫、松田龍平、大塚寧々


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