平成30年3月8日 木曜日
WISTERIAでございます。
CL結果であります。
今朝の試合は明日書きますので
前日の試合をば。
パリSG 1−2 R・マドリー
(合計 R・マドリー 5−3 パリSG)
スコア以上にマドリーの「完勝」。
ジダンが描いたゲームプランと
それを遂行した選手たちが見事。
実力と、経験値の差がありありと
出た2戦でした。
レアルはケガ明けのモドリッチ、
クロースでなく中央に
カゼミーロとコバチッチ、
左右にL・バスケスとアセンシオ
というフラットな中盤に。前線は
ベイルを切り札として温存し
ロナウドとベンゼマの2トップ。
ジダンの意図は明確で、
2点リードを踏まえて
「前半をゼロに抑える」べく
「中央を開けない」ことを考え
2センターに。それで生じる
ギャップの相手アンカー
(T・モッタ)には
「ベンゼマの守備力」
を活かす布陣。
攻撃時もほぼ全員がいたずらに
ポジションを離れることなく、
広範囲に動き回るのは
L・バスケスのみ。
目論見通りゼロに抑えて迎えた
後半、右、左、中央に
「3人いるんじゃないの?」
と思うほどの働きをした
L・バスケスの
「左からのクロス」
をロナウドがさすがの
打点の高いヘディングで先制。
アセンシオのボール奪取と
キープ力も見事でした。
これで勝ち抜けに
「4点必要になった」
パリが焦り、ヴェッラッティが
審判への異議で退場。
その後1点ずつ取り合うも
大勢に影響なく終了です。
レアルの
「横綱相撲」
と言っていいでしょう(^_^;)
パリは…
エメリではこれが限界か。
正直このスタメン
(ネイマールの不在は除く)
は、1stレグでやれれば
良かったんですが…。
T・モッタのアンカーは
確かに安定感は抜群でしたが、
「是が非でも先制点を」
取るべき試合でことごとく
攻撃が跳ね返され、
打つ手打つ手も後手後手。
何よりピッチ上からは
絶対に逆転するぞという
気持ちが伝わって来ず
(ホームですよ)、それを
鼓舞するような動きもなし。
やはり今のパリには彼のような
「戦術家」「知将」よりも
「モチベーター」「闘将」
が合っている気がします。
同様に、そう言ったものを
ピッチで発揮できる選手も
欲しいところ。
歴史を変えるには、そのくらいの
投資(お金はもうすでに十分に
かけてますが、かける方向性
という意味で…)が必要ですな。
レアルに一言。
点が取れなくても、簡単な
決定機を外しても(笑)、
ベンゼマは、必要な選手です。
短絡的に考えてはいけない。
この辺はまた機会があったら
詳しく書きたいと思います。
それでは、ワサコレへ。