毎年恒例の秋の帰省で、次男のリクに一緒に行かないかと誘いましたが、結局断られてしまいました。

 

なので例年通り、一人で帰省となりました。

 

(前回の話はこちら)

 

帰省するのは約半年ぶり。

 

半年前に来たときは、母は膝を痛めたのが、完治せず歩くのが以前より遅くなっていました。

他にも以前より息切れがしたりと、老いを感じてきたようで元気がなく、

「施設に入った方がよいだろうか、〇〇(弟)と相談しておいて」と弱気なことを言っていました。

 

また、母は叔母さん土地を借りてずっと野菜を育てていたのですが、そこは家から車で5~6Kmくらいで、車を止めた後は少し坂を上らなければなりません。

そこまで行くのも、坂を上るのも辛くなってきたようで、今年いっぱいでそこの畑は止めることにしたと言っていました。

代わりに自宅の庭で野菜を育てることにするようです。

 

今回は、私が帰省する日と母が名古屋駅に通っている習い事の日が重なったので、それが終わる時間に教室のところで待ち合わせをしました。

 

その習い事は、私が実家に居たころからなので何十年も続けていたのですが、ビルが取り壊されることになったとのことで、来年の2月で終わるそうです。

 

母の自宅から名古屋駅まで数十Kmあり、車で通っていたので少し心配していたのですが、それももう終わるようです。

 

畑家も止めて、習い事も終わるので、来年から母は活動範囲が狭くなると言っていました。

 

それでも今回一緒に歩くと、半年前より歩くのが速くなって、以前と同じくらいの速さで歩いていました。

母は80の半ばを超えているのですが、若い人の歩く速度とそんなに変わらないくらいの速度で歩くのです。

おそらく、膝がよくなってきたのでしょう。

 

そのせいか、前回のように弱音を言う事もなく、少し元気になった様子だったので安心しました。