最近は、朝ドラの「虎に翼」を毎日見て、その後テレワークで仕事を始める生活をしています。
このドラマを見て、戦前の法律上の女性の扱いがひどかった事を初めて知りました。
女性に参政権がなかったくらいは知っていましたが、無能力者扱いで結婚するときに持っていた物さえ所有権がないとは・・・
平安時代は、夫婦別財産だったのに!![]()
※「光る君へ」でそういうナレーションが入っていました![]()
母は戦前生まれなので、この時代の事を知っているのかと思ったら
「知らなかった。こんなにひどかったとはびっくり」
と言っていました。
今までも、この時代の朝ドラは何本か見たのですが、こういう事は全然出てこなかったので、本当にびっくりしました。
そこに焦点が当たった話ではないと、エピソードとして取り上げられることは少ないのかもしれませんね。
「虎に翼」の主人公と私はだいたい50年くらいの違いだと思いますが、
ドラマを見ていて、私が社会に出たころ、こういう場面・発言ってあったなと思う事が多いです。
私が大学生のころに講師の先生から「女性は卒業しても就職先はないよ」とか
アルバイト先の男性社員の人に「女で〇〇大学なんか出て、どうするの?」とか
そのアルバイト先は、大学にアルバイト募集を出していたのですが時給も男女差があり、最初にアルバイト代をもらったときは、募集で掲示されていた時給より低くてびっくりしました。![]()
また、就職活動で面接に行ったら、面接に行った会社の子会社を紹介されたり![]()
会社に入っても、会議で女性は大抵、私一人だったり![]()
最近は、テレワークなのもあり、会議も常にオンラインで、仕事もベテラン扱いなので、女性差別のようなものを感じる経験はほぼないのですが、自分が感じる環境にないだけなのか、社会が変わったのかよくわかりません。![]()
さて、虎に翼で、私が注目していることがもう1つあります。
ここまで書いた話とは全く関係がないのですが![]()
それは、松山ケンイチさんが演じている裁判官の桂場さんです。
松山さんは他のドラマでもよくお見掛けして、優しそうな印象の役が多いのに今回の桂場さんは、いつも眉間にしわを寄せて不機嫌そうな顔をしているので、全然別人に見えて、演技うまいな~と思います。
そして、なぜ注目しているかと言うと、この眉間にしわを寄せたしかめっ面が、うちの引き籠り次男のリクを思い出させるのです![]()
甘党なのも似ているのですが、桂場さんのように単純には釣れません![]()