カウンセラーさんのアドバイスもあり、リクには、毎週金曜日に生協で配達される牛乳を、取りに行ってもらっていました。

(リクに、牛乳を取りに行ってもらうようお願いした話はこちら

 

牛乳取りに行くほかに、リクがやってくれそうな事を考え、ゴミ捨てを頼んでみることにしました。

 

いつもの通り、会話のシミュレーションをしてから

「朝、私が会社へ行く時間に、ゴミ置き場が空いていなくて、ごみ捨てができないんだよね。」

私のマンションは、ゴミ置き場が朝、8時に開きます。

 

「買い物して帰ってきて、夕飯作ると疲れちゃって、夜捨てに行く気になれないんだけど、昼間捨てに行ってくれないかな?」

 

 

「・・・うん」

 

なんとなく、了解したような様子でした。

そこで、私は、ゴミ箱からいっぱいになったゴミ袋を出して、口をくくって置いておきました。

 

翌日、仕事へ行って帰ってきたところで、ゴミが捨ててあるかどきどきしながら、

扉を開けると

 

無くなっていました!

 

早速、リクの部屋へ行って

「ゴミ捨ててくれてありがとう!」

と声を掛けました。

 

その後も、平日にゴミがいっぱいになると、夜寝る前に

「明日、ゴミお願いね。」

と声を掛けました。

 

毎回捨ててくれているわけではなく、帰宅するとゴミがそのままの時もありました。

 

そういう時は、リクには何も言わず、ゴミ袋はそのままにしておくと、

翌日捨ててくれることもあったり、

2日くらい放置してから捨ててくれたり、

ごく稀にですが、週末まで捨ててくれず、私が週末に捨てたりということもありました。

 

 

ゴミ捨てなど、大したことではありませんが、

リクが、ゴミを捨ててくれた日は、心が軽くなりました。