【利行】
宇宙の大法則に従えば、周りを豊かにしてあげようと思う心こそが、
自分自身を豊かにするのです。
競い合ったり、比べあったりすることをやめるという考え方が進むと、2500年前にお釈迦様が提案していた 利行という考え方にたどり着きます。
利行というのは、「四摂事」の中の一つです。
四摂事とは、菩薩が毎日行っていることで、一つ目は布施。これは自分の持っているものを人に分かち与える事、分け与えることです。
二つ目は、愛語。いつも心のこもった言葉をかけるということ。
三つ目が、利行。周りの人を豊かにする事。周りの人を富み栄えさせること。周りの人を潤わせることをいいます。
四つ目は同時。同じ作務衣を着て、同じように草むしりをする。人々と同じように働くということです。
私たちは、仏の道であるかどうかということを問いかける必要はありません。
ただ、この四つを自分の日常生活に組み入れて行くと、生きるのがとても楽で楽しいものとなります。豊かな生活、豊かな暮らしになると思います。
この四摂事の中で非常に重要なポイント、驚かされるポイントというのが
利行という考え方では ないでしょうか?
自分が努力して、頑張って抜きん出て、凄い人になりなさいというのが現代の教えですが、2500年前のお釈迦様は、全く違う考え方をしていました。
周りの人を富み栄えさせること。これが仏の道であるというのです。
自分が人より抜きん出て、すごい人になるという考えは、つらく大変な努力が必要ですが、自分が抜きん出てすごい人になるよりも、周りの人を潤わせてあげようと考える方が楽しいし、豊かであると思います。
そちらの方が、よりやる気が出てくるのは、人間としてとても面白い事だと思います。
人間の心の中に、そういう心が組み込まれているというほかありません。
そういう事に喜びを感じるような心の仕組みが、人間の心の中には 創られているのでしょう。
自分の会社の売り上げを上げよう上げようと考えるよりも、周りの人、友人の会社の売り上げを上げるように考えて行く。
そのように協力しようという考え方をしていると、気がつかないうちに自分の会社も成り立っています。
何年も何年も、問題なく過ぎていることに気がつきます。
本当の宇宙の真実とは、競い合うことでも比べる事でも争うことでもなく、
周りの人と溶け合い、お互いに助け合い、周りを潤わせるような、そういう考え方、生き方ではないでしょうか。
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↑は2012年に書いたBLOGから もう一度 書きました。(https://ameblo.jp/wisdom22/entry-11403776714.html)
ここのところ前世の一つ。
お釈迦さまの そばにいた時代に
たぶん一緒にいた 弟子仲間?の晃子さんや、
他にもきっと沢山
お釈迦さまのエネルギーが 再び近い。
今こそ 約束の時!
太陽の周波数、グレートセントラルサン
この地上で約束を果たしていきます
写真は、2018年のカンボジア
プノンペンから 小一時間の?