ブナジゥア!MR.UMAMI(まだまだ継続中)でございます!
絶対にひとりで抱えるには事故るレベルの案件数に、ひとつひとつがどれも大切で、絶対事故らせてはいけないのに、またひとつひとつがちょっとづつトラブってるという状態で、今までこんなに自分を追い込んだ事はありません。やっと少しづつ沈静してきて、昨夜缶ビール2本頂き久々に布団で寝ました。
さて、先週末は、
デジタル劇場製作委員会presents
三密回避シチュエーション舞台
第三弾『デジタル博品館劇場』~なお、近づきたくても近づけない人々の悲喜交々~
今回は文化庁の後押しも頂いて、初めて有観客で上演する事ができました。会場にて、配信にてご観劇頂きました皆様には改めて感謝申し上げます。
去年の緊急事態宣言で事態の直撃を受けた演劇業界、音楽業界でしたが、私もこの業界に関わる一人として何か始めなくてはいけない思いに駆られ、この舞台を立ち上げました。
宣言中に全てリモートで協力者を募り、企画を煮詰め、宣言明け直後の顔合わせも、稽古も、そして17社にお集まり頂いた記者会見までも、全てzoomで徹底した密回避、そして本番も配信のみで行いました。ある日突然、一方的に奪われた、仕事、日常、を取り戻すために、演者、スタッフ、観客がルールを守り観劇する。また舞台上もディスタンスを守るという逆手に取った縛りが新しいシチュエーションを産みました。そして正にのべ3万人のお客様にご試聴頂きました。
興行的にはまだまだ見直さなくてはいけない部分はありますが、少しでも舞台に携わる仲間に「仕事」に対する対価を支払えた事、私たちの日常を過ごせた事、そして配信という新しい分野の掘削ができた事は、少なからず意味があったと思っています。
また、この時期の有観客には様々な意見が分かれる所だと思います、私もこの舞台の主宰の一人でありながら有観客には消極的です。しかし、この時期だからこそお客さんを会場に呼び戻さなくてはと言う思いも理解できます。そんな葛藤もあり、公演中の発言は控えさせて頂きました。
しかし、内容はとてもいいものが仕上がりました!笑い有り、恐怖あり、そして涙有り。毎回その芝居終わりで涙で言葉が詰まってしまい、次の指示が出せずに困りました。
そんな我々の思いが詰まった傑作を多くの人に見て欲しい。そうです、私たちにはアーカイブがあります!
[Streaming+]
http://eplus.jp/hakuhinkan-st/
【出演者】
松尾諭・北香那
藤田朋子・玉城裕規
美山加恋・田村升吾
福田転球・玉置孝匡
21日13時を、是非ご覧頂きたいです。
企画・脚本・総合演出 有働佳史
チェロ演奏 五十嵐あさか
マニピュレーター 飯塚啓介
音楽・音周り 岡田ゆみ
音楽・音周り・影アナ 大野恭子
音周り 日高かほり
音響 三谷晃子
音響機材 前田康紀
音楽・天の声 吉田ゐさお