「日本人が保有する個人金融資産は1,400兆円」というフレーズ、テレビなどで耳にされたことがあるかと思います。
この説にも色んな解釈があるようですが、これだけ不況が続いてもやはり日本人が世界屈指のお金持ちであることに変わりはありません。
ただその一方で、欧米諸国から「日本人の大半はいまだに金融音痴」と揶揄される程に、お金の話がものすごーく苦手。とにかく苦手。
人前でお金の話をするのは恥ずかしいこととする価値観もいまだ根強いですよね。
かく言う私も、そんな感覚を少し共有しています。
長瀬会計事務所の大先輩 はたちゃん
と同じくファイナンシャル・プランナーという資格を持っていますが、これは私個人の興味の延長線上で取得したものです。金融商品に興味ある方から質問があれば回答しますが、自分から積極的にそういう話をすることはまずありません。
確かに、私個人はリスク志向が強く、経済ニュースや為替チャートを眺める時間を何よりのくつろぎの一時としています。
しかし、だからといって日本人全員がファイナンスに目覚めて、個人資産1,400兆円を積極的にリスク商品に投じるべきだなどとは思いません。人には向き、不向きというものがあります。
ただ、金融商品の知識をちょっと身につけておけば商品の仕組みが見えてきて、ヘンな投資話に乗って損する機会を減らせるでしょう。現状の資産を守れる程度のファイナンスの知識を身につけるのは、決して恥ずかしいことではないと思うんです。
定年まで堅実に生きてきたご主人が、ある日やってきたアヤしい投資商品の販売員に乗せられて退職金を突っ込んで、老後資金の大半がなくなってしまった...
ニュースでたまに耳にするこういう話を少しでも減らせたら。
そんな思いで、次回から資産運用について書いてみようと思います。
堅実志向の妻にいつもたしなめられているFPパパ あっきー
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