1977(昭和52)年刊行の単行本です。収録されているのは、「道祖神幕」「暗い血「強い女」「塵の中」の4作です。このうち、タイトル策の「塵の中」が1963年下半期の直木賞受賞作です。作者の和田芳恵さんという方は僕は嫣然知らない方ですが、樋口一葉を長年研究されてきた方のようです。ここに収録された作品もそんな関係のものもあるようですが、僕にはよくわかりませんでした。女性の書かれた小説としてはちょっと毛色が変わっている感じがしました。正直に言うとあまり面白いという感じではなかったですね。でもたまには、こんな女性を描いた小説を読んでみるのもいいかもしれません。
それでは、また。