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WIN'S BALLOON SCHOOL 主宰 kaharaのブログ

2024年で開校28周年。
バルーンのお仕事をしたい人のための大阪のバルーンスクール。
バルーンギフト、デコレーションの分野で初心者をプロに育てます。

今日は七夕ですね🎋

例年になく珍しくいい天気に恵まれ

織姫と彦星は会うことができそうですね😊

 

皆さんは何をお願いされますか?

 

さてさて

スクールで学んだ後の現実的なこととしてのお話を…

 

バルーンのお仕事をする場合、初期投資が必要になってきます。

他の業種と比べるとよほどのことがない限り投資額は多くはないのですが、事業経験のない方には初期投資も気になるところですね。

夢を掲げて弾みをつけるにあたり、利用できるものは利用したい!

それは誰もが感じることです。


その夢に近づけるために行政や商工会議所などが行う助成金・補助金制度を利用する方が増えています。

助成金・補助金制度の背景には
シャッター街となった商店街を活性化したい。
地元への貢献として事業を支えたい。など機関により様々な思惑があります。

バルーンでの事業は潜在需要を開拓すればまだまだ市場の拡大を望むことができ、本気で向き合うことで事業としても十分成立します。できれば、ちゃんとしたお仕事として自身の手でワクワクする楽しさを紡ぎたいですよね。

しかし、助成金・補助金制度を得るには資料の作成が必要です。

事業でどのようなことを行うのか?
具体的に何が必要か?

など準備に伴うリストアップの他

バルーン業界の市場規模や今後の見通しなどマーケットに関わる情報など、アップデートされた業界の主要な企業の情報を元に市場を規模を割り出したマーケットの進捗状況も、場合によっては必要になってきます。

 

描いたものをカタチにするために、ウィンズバルーンスクールの卒業生にはそういったマーケット情報をお伝えするなど、事業として進めやすいアドバイスも行います。

スクールの修了後、また卒業後に
必要な時が来た時には是非お知らせください。

本来事業を行う際には「事業計画」というものを作成するのが当たり前なのですが、バルーンでお仕事をしたい!という方のほぼ90%以上が「事業計画」を立てずに、さらにはバルーンに触れることもなく受講されます。そしていかなる規模であっても事業を立ち上げることを目的にしてます。

 

今「ハッ!!!」とされた方いらっしゃると思いますが…。

 

言い換えると

初めて料理教室に通いその後すぐにレストランや料理店を開店させることと同じことなのです。

 

仮にその時に学んだ知識や技術に応用があったとしても基礎的なことの延長線上。

圧倒的な経験値不足です。

 

本来はプロとしてお店を構える方のように素材を知り尽くし、素材の管理や出来上がりのビジュアルなどのこだわりがベースとなって自信をつけ初めて店を出す、または事業を興すのが普通なのですが…。

 

稀にしっかりとした志を持って受講される方もいますが大半は…

 

どうも…違うようです。

 

もちろんウィンズバルーンスクールの卒業生も当然、入学当初はそんな感じですが、卒業後はブランディングできてるショップもちゃんと存在しています。

 

そもそも事業計画すら持たないそんな背景には「安易」な思考があると考えます。

 

それは「たかが風船」「膨らませればいいだけ」「真似をすればいい」「自分の創作ではなく学ぶことがプロ」という偏った意識

などなど「浅墓」な思考が「安易」を作り出すのです。

 

知識や技術を学び「自分のフィルター」を通し、商品を製作した時にそれが正解か否かを判断するのは、自分の納得ほかに第三者(お客様)となるわけです。

 

いわゆるアイデンティティーの構築に成功したかどうかということ。

 

 

 

それでは、アイデンティティーの構築とは何でしょう??

 

その作品を見て「誰が作ったのかがわかる」とい言えばわかりやすいのではないでしょうか。

いわゆる「ブランディングされた商品」です。

 

どこにでもある作品でなく、その人の感性が反映され、その人にしか作れない作品。そして気遣い。

一手間一手間をかけた形跡がわかる人にはわかります。

 

わからない人には何をしてもわからないのですが

わかる人の目にとまったと時にわかってもらえればそれでいいのです。

 

テーマに応じたデザイン、黄金比、バランス、配色。

そしてそれに伴う理論。

 

こういったことを理解しながら、あるいは無意識ながらも表現できている人は、作品に愛着を持ち写真でさえもそのセンスが浮き彫りになります。

 

言ってしまえば写真を見ればセンスがいいかどうかは一目瞭然です。

 

そのセンスを得るためには、新しいものに飛びつき自身の感性の穴埋めをするのではなく「素材や工程、するべきことのひとつひとつの意味を理解する」そしてそれに感性を付加する。

 

「楽したい」「面倒くさい」「誰か教えて」「しんどい」「ま、いいか」の延長線上に本来センスはありません。

 

それは事業計画も同じ。

3年後・5年後・10年後のビジョンを描けるかどうか。

 

特に中期コース・長期コースではそういったことも授業に取り入れ進めています。

短期コースでは修了後にもやり取りを行っています。

 

いずれにしても聞くところがある。

答えてくれるところがある。

 

事業を進める中で支えになることができる。

それだけでスクールの存在価値があると思っています。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

ウィンズバルーンスクールでは現在受講生を募集中です!

詳細はホームページをご覧ください。

http://www.wins-co.com