がんばれ宮川町! | 嵐山と桂離宮の間くらいにある旅行会社のブログ

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京都には、5つの舞妓さんと芸妓さんがいるという花街がある。

それは、祇園(甲部)

先斗町

宮川町

上七軒

祇園東(乙部)の5つだ。

それぞれに独自の特色があり、どの花街が一番かは、一概にはいえない。



私自身、宮川町の料亭さん「喜久屋 駒井」さんと懇意にさせていただいている。

大将の駒井さん、私と同世代で親しみ安く

なによりも花街の活性化に情熱的な方だ。



その京都の花街。

一見華やかな感じに見えるが、

現状はそうではない・・・



「喜久屋 駒井」の3軒隣の駒屋さん。

舞妓さんや芸妓さんとお遊びが出来るお茶屋さん。

ここが駒井さんのご実家。

生粋の花街生まれ、花街育ちだ。


駒井さんは言う・・・

「昔は、舞妓さんや芸妓さんとお遊びをしてくれる旦那衆が

たくさんいらっしゃった・・・ 今は少なくなり、

舞妓さんや芸妓さんを維持していくのがやっと・・・」

「なんとか昔の花街の様に活気付けが出来たなら・・・」

「旅行会社というか、1人の人間として良いアドバイスをいただきたい・・・」




花街は花街なりに凄絶な思いがあるようだ・・・


一般的にお茶屋さんには紹介者を通してでなければ入れない。

勿論、駒屋さんもそうだ。

いわゆる、一見さんお断りだ。

これが今の時代には逆風になっている感じすら伺えるが・・・



「でも、お茶屋がインターネットで楽々予約なんて出来ると

値打ちが下がってしまうね・・・」 と、私が。


4月上旬から、京おどりが開催される。

桜も咲き、この街も稼ぎ時だ。

未だ決定ではないが、昔あったビアガーデンを歌舞練場付近に

復活させようという動きもあるらしい。






今回、駒井さんのお店とコラボして商品を造成してみた。

反応は解らないが・・・

京都の花街に上の様な多くの舞妓さんが歩く様になってもらいたい・・・