今の若者達はかわいそうだと思います。
かつて、日本が黄金期であった高度成長時代、作るものは世界中で販売され日本人は豊かになりました。拡大が続く経済成長の中、良きインフレは給与を上げ、資産を増やし、働く場所やポストが増えていきました。誰もが早くサラリーマンになって借金をし、住宅を購入することが豊かさのスタイルでした。
しかし、これからは違います。「成熟社会」など気休めな用語がありますが、実態は撤退モードによるデフレ、縮小化モデルです。もっと具体的に述べましょう。
ようやく入社した巨大企業。寄らば大樹のつもりで晴れて正社員になれた若者たち。
自分も上司の言うことを聞いて真面目に勤めていれば10年後は係長、20年後は課長そして・・・。
これが夢であることは誰もが理解できます。今の巨大企業経営を見れば明確です。
どういう立ち位置で臨むべきか、なのです。
大量失業時代が間もなく到来します。これは脅しでも誘導でもありません。
何が起きているかはこのブログやニュース報道で気づくはずです。
今年は、最近にない売り手市場の就職活動だと報道されています。企業は好況時に安くて優秀な労働力を確保し、ビジネスインフラの整備を進めます。景気が悪くなると踵を返したように高給な年配者をリストラし、若返りを図り次のチャンスに備えます。
しかし、現在は構造転換が迫る時代の変革期にあることを忘れてはいけません。
AIとロボット、システムオートメーションはこれまでにない驚異です。
人間の入り込む余地がないのです。真面目に働く血の通う労働者の意思が通じなくなっています。こうした世界では、若いかどうかではなく、知っているか否か、知見があるかどうかが必要とされるかの基準になります。
端的に、「あなたは何ができますか?」と尋ねられ「総務部長になれます」と答えた笑い話の面接試験の類は全く通じません。
具体的に「大工職です。」「AIプログラマーです。」「外科医療ができます。」などのようにその人が持っている知見と経験が必要とされます。
ここまで述べれば十分でしょうか。
若者たちは属性に生きるのではなく、しかるべき能力者になることを目指して就職し、会社に寄与する、という積極的な姿勢がなければ失業時代には備えられません。経験値が圧倒的に少ないのですから、礼儀は大切ですが上司の言いなりになってばかりでは能力者にはなれないばかりかリストラの対象になる可能性があります。
次の時代に必要な項目をこのブログで発信しています。
もう一度振り返ってください。
私が見て気になる点があります。
与えられることに慣れてしまっている。自分では何も考えなくなっている若者が多くなってきています。全て誰かに決めてもらいたい。自分の人生に責任を持ちたくない人間が増えているように感じます。誰かの言葉を借りれば「人間牧場」は確実に存在しています。
なんでも構いません。善なるしかるべき技術を身に着けて下さい。
そういう時代を理解できる「その時」が迫っています。