いざ、リアル三国志へ参らん!

 

おおっ!

 

赤壁の戦いの「草船借箭の計」をテーマとした展示室は圧巻でした!

 

矢が飛んでる!というインスタレーションの展示は臨場感ありあり。

 

赤壁の戦いの赤壁は湖北省赤壁市西南の長江南岸に位置する赤壁山

 
有名な三国志演義の中では、孔明の知略を恐れた周瑜が孔明に難題を持ちかけ失敗させて処罰しようと「10万本の矢を集めて欲しい」と依頼。周瑜の思惑を看破しつつさらに孫権と曹操を争わせて呉に勝利を齎さなければならないという複雑な立場である孔明は「3日で集めましょう」と確約し濃霧を利用し藁人形を積んだ船で襲撃とみせかけ曹操の兵が矢を射かけるように仕向け10万本の矢を手に入れて離脱。よって周瑜の思惑は外れるという。

 

ということで…、射かけられたらたまりませんが…。

真っ赤な琉球壁上布に帆船の染め帯の装い。

古代中国の塔が描かれているのも三国志っぽい。

 

矢継ぎ早って、こういうことか。

 

「連環の計」もあるのかしら…と思ったけれど、それはなかった^^;

 

最新の発掘成果に基づいた、三国志の世界。

 

日本の国宝にあたる一級文物が、何と42点も展示されています。

 

曹操の墓と特定された「曹操高陵」を実物大で再現。

「曹操高陵」から出土した白磁。

納棺には平服をもってし、金玉珍宝を副葬してはならぬ。と遺言を残した合理主義の曹操の棺に、こんなにも優しい白磁があったことが何だか嬉しい。この白磁の発見が白磁誕生の歴史を300年塗り替えることとなります。

 

後漢時代の青銅の儀仗

 

気になったのは、蜀の番犬

賢そう。

 

後漢時代の「揺銭樹台座」

 

後漢時代の「揺銭樹」

 

 

写真撮影OK(動画はNG)なこともあってか、とっても混雑しています。

 

でも行く価値あり。この連休最終日までです!

 

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