先月、不祝儀のことはネット上にあげるという気持ちにならない、それでも、どの場所に何を着ていたか、どの着物にどんな帯や小物を合わせていたのか、着物エンドユーザーが絵空事ではない現実のことをご紹介することが、ブログのよいところですので、そこをなかったことにもしたくなく、故人とご遺族との関係を推みて、記事にしていきたい、と書いたばかりです。
 
ですが、誰よりも近しい唯一の身内のこととなりますと、気持ちの問題だけではなく、弔問客、通夜、葬儀、名義変更、相続と、やるべきことが多すぎて、いただくメールにもご返信できずにおります。
 
「きものカンタービレ♪」を、みてくださる方がいること、楽しみにしてくださる方がいること、朝香沙都子を案じてくださる方がいること、そしてそれを伝えてくださること。
 
何よりも心強いです。
 
悲しく、辛い経験ではありますが、誰かのお役に立てるように、不祝儀の装いをご紹介していきたいと考えております。
 
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 
朝香沙都子拝
 
初七日法要が過ぎてからの自宅への弔問客の対応の装い
 
鳳凰に蔓草文様の地紋の木賊色の一つ紋色無地に黒喪帯