ペニンシュラ東京へ♪

ペニンシュラ東京のシンボル「臥龍の門」

携帯電話が流通していなかった昔々、待ち合わせはホテルのロビーラウンジということが多かったものです。連絡事項があるとチリリンというベルとプラカードをもったホテルの方が知らせてくれるというパターン。ペニンシュラ東京ができたのは2007年のことなので、そのようなことはないのですが、こちらのホスピタリティは素晴らしいもので、ホテルに入るなりすぐにお声がけいただき伝言をいただきました。

待ち合わせの時間が延びたので、ラウンジでお先に一杯。

夕刻のホテルのロビーは空いていて、生演奏が流れる中、ほぼ貸切でございました♪

お待ちになられている間によろしかったらどうぞ〜とお持ちくださった雑誌は「リシェス」。

友禅の重要無形文化財保持者である森口邦彦の着物とアルマーニのドレスの対比特集が組まれていて、読み応えがありました。昨今のプチプラブームの中でもこのところイブニングドレスの売り上げが急増しているのだそうです。ならば着物もフォーマルなものが売れる時代になるかも。


ヘイフンテラスへ♪

ヘイフンテラスとは鳥が飛び立つという意味があるそうで、天井には鳥籠が飾られています。

そう、だからヘイフンテラスでのお食事なら鳥の帯にしたかった!←自己満足ですが
こちらは過去の写真。

急遽こちらになったので、梅の装いなのですー。

しかしこの雰囲気には今ひとつか。。。と思ってしまうのも、自分の中でのこだわりというか、遊びというか、あくまでも自己満足の自分だけの世界のお話です。


着物や帯の文様は季節は先取り…、とか、開花している花と競わない…、とか、とやかくおっしゃる方がいらっしゃいますが…。それは個々の自由だと思います。ちなみに私は里帰りと称してお花見にも着ていきますし、シーズンめいっぱい楽しみます。


日常のきものに決まり事のようなものはありません。

着物は四季がある日本の民族衣裳ですから、季節の装いを楽しむというのはありますが、それに決まり事をつくってしまったら、季節のものは限られた一定期間にしか着ることができなくなってしまいます。洋装が主流の現代において、だれもが季節のものを一揃え揃えられるわけでもないでしょうし、そうすると着物も帯も季節感のないものばかりが選ばれてしまうようになってしまうのではないでしょうか。

日常の着物は、決まり事に縛られずに自分なりに楽しんでくださいませ♪

【2月6日の装い】東京◇晴れのち曇り(湿度29%) / 最低気温3℃ 最高気温16℃

青磁色の梅の花文様の小紋に安田の松竹梅の織なごや帯をコーディネート

竹の中に松と梅の意匠というのが洒落ています。

帯あげと帯〆は龍工房

草履の花緒は紅会の刺繍、台は菱屋カレンブロッソ。
あ、ここに鳥がいた!


蚕糸会館での「美しいキモノアカデミー•日本の絹」のレポは後日に…。


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