ブログが渋滞中(@@;; ですので、未来設定記事で有松レポを更新いたします。
有松絞りを巡る旅は、後でまとめリンクをつくります。

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手蜘蛛絞りと巻き上げ絞りの実演見学 日本きもの学会産地研修 / 有松絞りを巡る旅 その3
のつづきです(^-^)/

竹田邸を後にして向かったのは、有松•鳴海絞り会館走る人
きもの カンタービレ♪
有松•鳴海絞りの歴史的史料や道具が展示されています。
きもの カンタービレ♪
つかわれる道具もさまざま。
有松で機械絞りと言われるものはこれらの簡単な道具をつかったもののことで、手で一つ一つ
括る方法のことをいいます。手仕事であるのに違いないのに、機械絞りと言われてしまうの
は何だか誤解されていそうで勿体ない…。機械で括る絞りは現在まで存在していません。
きもの カンタービレ♪
多様な技法の絞りの反物もあり。
きもの カンタービレ♪
糸抜きがされていない状態が残されているのが面白いヽ(゚◇゚ )ノ
きもの カンタービレ♪

有松は織田信長が今川義元を討ち取った桶狭間古戦場があるところ。
織田信長と今川義元の甲冑をイメージしてつくられた絞り甲冑も展示されています。
そういえば、糸抜きされる前の絞りは鎖帷子のように固いですがコレって代用されなかったの
かしらん。。。
きもの カンタービレ♪

研修室にて、有松鳴海絞りについてのビデオ鑑賞目
ここで、有松鳴海絞りの工程のおさらいですひらめき電球
①柄、図案の決定
②型彫り(小刀や鳩目抜きで模様を切ったり抜いたりして穴をあける)
③下絵刷り(型紙を布の上において刷毛で青花を刷りこんで写す)
④絞り加工(有松鳴海絞りには80種類もの絞りの技法があり)
⑤染色(生地や絞りの技法にあわせた染色方法も様々)
⑥糸抜き(生地を手で引っ張る方法、糸だけを手で引っ張る方法、ハサミや毛抜きをつかう
方法、専用の道具をつかう解き上げの4種類)
⑦仕上げ(糸抜きの後、縮んでいる生地を指定の寸法に幅だし。絞りの反物は幅広に織られています)

襖絵を背景に、日本きもの学会会長の高橋裕子先生とカメラ
きもの カンタービレ♪
この襖絵は名古屋城本丸御殿にあった狩野派の障壁画「竹林豹虎図」を有松絞りで復元したもの。
きもの カンタービレ♪
毛並みや竹林の微妙な色目は名古屋友禅がつかわれているのだそうです。
きもの カンタービレ♪

研修室では絞り体験もできます。※体験実習は要予約です。
伝統工芸師の方による実演もありました。別記事にて。

只今、京都滞在中ですので未来設定による自動更新です。
リアルタイム記事は「なう」としてちょこっとだけご紹介したいと思います(^-^)/


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