街を丸ごと染め物で飾る! / 染めの小道へ その1 のつづきです(^-^)/
江戸染色の二葉苑へ
二葉苑さんは、創業93年を迎える江戸更紗や小紋の型染めの工房です。
手挿しと型染めの染色教室もあり、学ぶことも可能。工房を見学させていただきました。
江戸小紋や江戸更紗など型染めを染める「板場」
江戸更紗につかわれる型紙は約40枚ぐらい。複雑なものになると300枚にもなるのだとか。
実演してくださった江戸更紗には38枚の型紙がつかわれていました。
白生地を7mの捺染板にピッタリと固定し、型紙にある星といわれる穴を寸分の狂いもなく
あわせます。
二葉苑の所有する型紙は2000枚以上あるのだとか。
図案通りに糊を引いていきます。適度な厚さで均等に引いていくのは技術と鍛錬の賜物です。
染料を生地に定着させる「蒸し場」
素材や色によって違うそうですが、絹だと30分から120分で100℃が目安。
反物は屏風畳みで折返してかけてあります。
余分な染料や防染糊を洗い落とす「水元」
昭和40年頃までは妙正寺川で流していたのだそうです。
染色業は水のキレイなところに集まりますが、二葉苑がある「落合」という地名は神田川と
妙正寺川が落ち合う場所という地名の由来からきています。
反物をピンと張り図柄に色挿ししていく「引き場」
常時200色の色が用意されているのだそう。
2階では二葉苑さんのきものや帯が展示されています。
さまざまな白生地や型見本があるので妄想しだすと際限ないです。楽しい~♪
博多献上帯の帯の上から更紗を染められるとお聞きし、白地の献上帯は汚れてしまったら、
こちらで染めていただくことにしました
地方から呉服屋さんが型紙持参で相談に来ていらっしゃいました。この型紙、素敵~
1階のショップでは型染めの小物やストールも販売されています。
とても興味があった、染色の最終工程の「湯のし」。石橋湯のし店さんへ
反物の幅を正しく揃えシワを伸ばして正しい長さに揃えるのが「湯のし整理」です。
機械が動いていなかったのが残念ですが、だいたいの様相はつかめました。
蒸気で反物のシワを取り布目を真っすぐにして、幅を一定に揃えます。
絹織物の艶や照りをだし風合いも柔軟にします。
なるべく伸縮率など同じタイプの生地をつなぎあわせ、10反まとめてしていくのだそうです。
東京に今も尚残る、染めの産地。
染織を巡る旅で訪れてみたいところがたくさんありますが、東京は盲点。
大都会新宿の穴場ですね
江戸染色の二葉苑へ
二葉苑さんは、創業93年を迎える江戸更紗や小紋の型染めの工房です。
手挿しと型染めの染色教室もあり、学ぶことも可能。工房を見学させていただきました。
江戸小紋や江戸更紗など型染めを染める「板場」
江戸更紗につかわれる型紙は約40枚ぐらい。複雑なものになると300枚にもなるのだとか。
実演してくださった江戸更紗には38枚の型紙がつかわれていました。
白生地を7mの捺染板にピッタリと固定し、型紙にある星といわれる穴を寸分の狂いもなく
あわせます。
二葉苑の所有する型紙は2000枚以上あるのだとか。
図案通りに糊を引いていきます。適度な厚さで均等に引いていくのは技術と鍛錬の賜物です。
染料を生地に定着させる「蒸し場」
素材や色によって違うそうですが、絹だと30分から120分で100℃が目安。
反物は屏風畳みで折返してかけてあります。
余分な染料や防染糊を洗い落とす「水元」
昭和40年頃までは妙正寺川で流していたのだそうです。
染色業は水のキレイなところに集まりますが、二葉苑がある「落合」という地名は神田川と
妙正寺川が落ち合う場所という地名の由来からきています。
反物をピンと張り図柄に色挿ししていく「引き場」
常時200色の色が用意されているのだそう。
2階では二葉苑さんのきものや帯が展示されています。
さまざまな白生地や型見本があるので妄想しだすと際限ないです。楽しい~♪
博多献上帯の帯の上から更紗を染められるとお聞きし、白地の献上帯は汚れてしまったら、
こちらで染めていただくことにしました
地方から呉服屋さんが型紙持参で相談に来ていらっしゃいました。この型紙、素敵~
1階のショップでは型染めの小物やストールも販売されています。
とても興味があった、染色の最終工程の「湯のし」。石橋湯のし店さんへ
反物の幅を正しく揃えシワを伸ばして正しい長さに揃えるのが「湯のし整理」です。
機械が動いていなかったのが残念ですが、だいたいの様相はつかめました。
蒸気で反物のシワを取り布目を真っすぐにして、幅を一定に揃えます。
絹織物の艶や照りをだし風合いも柔軟にします。
なるべく伸縮率など同じタイプの生地をつなぎあわせ、10反まとめてしていくのだそうです。
東京に今も尚残る、染めの産地。
染織を巡る旅で訪れてみたいところがたくさんありますが、東京は盲点。
大都会新宿の穴場ですね