昨日のブログ、さまざまな方から反響をいただきました~ヘ(゚∀゚*)ノ
こういった企画できものに興味をもってくださる方がたくさんいらっしゃるのは良いですね。
【訪問着編】もぜひ!とリクエストしただいたのでご紹介します。

意味ないですが、フジテレビの人気キャラクターのラフくんとカメラ
きもの カンタービレ♪

O.A後、きもので生活ってどんだけ贅沢なの~(+_+)と思われた方が多かったようですが、
きものは形が決まっていて洋服のような流行はないので、コーディネート次第では
何十年も着ることができるものなのです。私のきものは母からのお下がりがたくさんビックリマーク

そして、職人さんの手間を考えたら決して法外な価格のものではありません。
ブランドもののお洋服と比べたらお安いぐらいだと思ってます。

でも番組内でご紹介されたきものが適正価格なのかどうか、私にはわかりません…(・_・;)汗
前回の【紬編】は、予想の範囲内の価格ではありましたが…。

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7月10日O.A CX『笑っていいとも!』高級お着物 おいくら万円? 【訪問着編】

産地や生地の技法である程度の価格を予想することができましたが、
訪問着編は染めの手法や刺繍や金彩といった技法による違いの比較で
ランキングの予想はできても、価格はサッパリわからなかったです(_ _。)汗

【ランキング】1位・2500万円 2位・600万円 3位・300万円 4位・130万円 5位・9万円 とあって、
【登場順】 ①スワトウ中国手刺繍 ②京友禅 ③本加賀友禅 ④ぼかし染め ⑤手描き糸目友禅 
を着用したモデルさんのきもの姿をランキングにあてはめていくコーナー。

●1位 本加賀友禅 2500万円
初代の由水十久(ゆうすいとく)のもの。単衣に仕立てられた一つ紋付の訪問着でした。
加賀友禅は写実的な草花文様が多いのですが、その中で童を描く由水十久の作品はあまりにも
有名。番組の中では童1人で800万と紹介されてました(ノ゚ο゚)ノ ちなみに童は上前に2人確認。
左◇二代目由水十久先生とカメラ 工房見学の記事はこちら
右◇二代目由水十久先生の童の描かれた訪問着。ご参考までに。
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪

●2位 京友禅 600万円
京友禅と一口にいっても色々あるのですが…。
「250年つづく京都の老舗でつくられたもので、職人でなく日本画家がきものをキャンパスに
見立てて筆に染料をつけて描いた1枚。花の中心には細やかな刺繍が…」
「通常は分業で行うところを1人で1年以上かけて製作」とのことでした。

●3位 手描き糸目友禅 300万円
「数々の賞を受賞した作家が高い技術により染め上げた手描き糸目友禅、筆に染料をつけて
散らしていくたらしこみの技法と糸目友禅の二つの技術でつくられた1枚」だそうです。

●4位 スワトウ中国手刺繍 130万円
中国三大刺繍のひとつともいわれる汕頭(スワトウ)刺繍。

●5位 ぼかし染め 9万円
「色にあえて境界をつくらず紫と水色をぼかすように染めた作品」

モデルさんが着用して登場した時には、ランキングのところに価格が表示されていません。
「最高級の着物を見極めろ、一着2500万円はどれ?」と画面右上にテロップがでているので、
1位は初代由水さんだろうなあと、わかるのですが、2位以下の予想価格を書いてみたら、
撃沈しましたY(>_<、)Yあせる

解答者のタレントさんたちが、盛んに「きものでマンションが買えるよ!」とおっしゃっていましたが、
京友禅の老舗で、もっとお手頃な価格帯で誂えることも可能です。

自国の伝統衣裳なのに、きものを着ている人が特別な人?と思われてしまうような、きものは高い!
じゃなくて、きものの良さを広くわかってもらえるような企画があったら、さらに面白いですね('-^*)/

#テレビの影響力ってすごいのですね~。
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