6月にしては涼しいとは思いますが、やはり雨コートを着て歩き回ると汗をかきますあせる
時間に余裕をもってあせらず行動したいものです(;^_^A

朝日カルチャーセンターの木村孝先生の『和の着こなし~夏のきものを涼しく着る』講座へメモ
宅急便を待っていたら遅くなってしまい、15分遅刻いたしました汗
雨コートを着たまま走ったので汗だくあせる 雨に濡れたほうが縮むきものでない限りはリスクが
少なくてすむかも。きものと帯の汗抜きが一苦労です。←別記事であげますビックリマーク

生憎の雨の天気だったのですが、講座にはきもの姿の方がたくさん(ノ゚ο゚)ノ
このところ、着こなしがとっても素敵な方を講座でお見かけすることが多くなって嬉しいです♪

いつもお美しくていらしゃる木村孝先生とカメラ
こんな風に歳を重ねることができたらいいな、少しでも近づきたいな、といつも思ってます。
きもの カンタービレ♪
孝先生のきものは、先日のスーパークール小千谷縮展にいらしていた、樋口隆司先生の
小千谷紬ちりめんの単衣。軽くて着心地がいいそうです。

※紬ちりめんは、紬なのか、ちりめんなのか…?
よくわからなかったのでσ(^_^;)、作者の樋口先生に直接教えていただきました。
経糸は細い生糸(その分本数は多くなるとのこと!)、緯糸に撚りをかけた紬糸をつかって
織りあげた後、ぬるま湯の中で仕上げをすることによって撚りを戻して、布に凹凸をだし
ちりめん地の風合いをだしたもの。小千谷縮の湯もみの技法をつかっているのですね。
シワになりにくくて着ていて楽なものを考えて平成元年よりつくっているのだそうでうす。
樋口先生ありがとうございましたm(_ _ )m
この日の講座には樋口先生の奥さまもいらっしゃってました。
2月の研修旅行でお訪ねして以来、再びお会いできて嬉しかったです(*^▽^*)

帯は海松文様の絽綴の帯。海松は海草の一種で、奈良時代には租税として納められたと記録
が残っています。和歌にも詠まれていて文様としては平安時代からつかわれています。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
孝先生曰く、この帯をとてもつかいやすいのよ!とのことでしたが、確かに過去の先生の
お写真をチラッと探ると様々なきものにコーディネートしていらっしゃることがわかります。
単衣の紬や御召、羅のきものにもあわせていらっしゃいました。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
帯〆の冠組のブルーがとっても涼しげでアクセントとして効いていたのですが、バッグの色と
あわせられたのだそうです。こういった色づかいのポイント!学びたいものです。
爪のマニキュアもしっかりご自分でされているそうです。う~ん、女子力高し。
素敵な写真だったのでUPにさせていただきました。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

今日のお話は夏のきもの着用時期のルール、素材のあわせ方、着こなしについて。

○しきたりにしばられない、でも基本的なことは理解しましょう。
○世の中の動きに合わせて、自分の手持ち(ワードローブ)を生かしましょう。
○浴衣は文様にもよりますが、衿をつけ八寸帯のお太鼓に白足袋を履けばランチ&お茶ぐらい
まではいいのでは。(ただし、綿は絹のきものと比べたら断然に暑いのを覚悟してください!)
○オシャレをするなら徹底的に!絹を着たら色焼け防止のためにもパラソルは必須。
○着用ルール、6月~9月夏物、(6・9月は単衣、7・8月は麻、絽、紗など透け感のある薄物)ですが、
温暖化の現代は6月から薄物でもいいのでは。初夏は季節の先取りしてもいいけれど、秋はしない。
袷のきものは10月からです。帯は6月~9月夏物ですよとのこと。

「質問はないですか?」とご指名をいただいたので(最近は振られるのを想定して用意してます(゚ー゚; )
「黒五つ紋付の袷と絽のきものと袷用と夏用の喪帯を誂え中なのですが、←別記事であげますビックリマーク
6月9月用には何を着たら、単衣は必要でしょうか?」とお聞きしてみました。
「あらためて単衣の黒五つ紋付をつくる必要はないでしょう。暑いことだし絽でもいいと思いますよ」
とのお答えをいただきましたφ(.. ) ありがとうございました。
単衣はつくらなくても大丈夫っ!と安心しましたm(..)m

講座の後は、京王プラザホテルにてお茶をコーヒーといっても暑かったのでアイスクリームアイス
孝先生の妹さんもいらっしゃっていたので、いつもの皆さまとご一緒させていただきました。
こんなに贅沢に(無駄に?)広い空間があるホテルは最近は少ないですよね!と話が盛り上がりました。
ここ数年建った外資系ホテルはどこもロビーが無いに等しいですものね。
きもの カンタービレ♪

【今日の装い】
伊と幸の承華ちりめんの暈しの単衣。孝先生より色無地感覚で着ることができますよと
お見立てしていただきました。手持ちの帯にあわせやすくてとても着やすいです!
楊柳ではないのですが、シボのような織があって肌に纏わりつかず単衣向きです。
雨なので着丈は短めに着つけています。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
波に燕が刺繍された絽塩瀬の帯をコーディネート。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
帯あげは加藤萬の水にメダカ文様の絽縮緬、帯〆は龍工房の細めの桃色×白
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
西涼織の雨コートにHANWAYの24本富士絹の雨傘をコーディネート
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
バッグは松枝忍、晴雨兼用のぞうりは伊と忠
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

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