例年新年早々にある竺仙さんの展示会で夏のゆかたを何枚か誂えております。
きもの生活している私とって、ゆかたは部屋着兼ご近所着なので何枚あっても足りない…。
竺仙さんは、他にも浅野先生の江戸小紋や知念先生の紅型など魅力的なものを扱って
いらっしゃるのでこの展示会は丸1日いてもあきません。
竺仙さんの小川文男社長と今日トークショーをされた木村孝先生と
きものの達人のお二人の見えないこだわりをコッソリ見せていただきました
小川社長の縮緬の長襦袢。チラッと見え隠れするのがとっても素敵でカッコイイ。
着心地も抜群だそうです。これぞいい仕事してますねえ～という染のこだわり。
孝先生の長襦袢は帯の刺繍糸と同じ鮮やかな黄緑色。先生の基本色のおひとつです。
付けさげ訪問着の八掛もチラリと。裾にも描かれているのが素敵。
トークショーは小川社長が孝先生に現代のきもの事情を質問していく形で行われました。
小川社長、先生の引き出しからお話を取り出すのがお上手ヽ(ﾟ◇ﾟ )ﾉ
先生の若さの秘訣から、お茶席のきものについて、古典でなく粋なきものの流行についてなど。
お茶をやっていたら一つ紋の色無地はもっていらっしゃるでしょうから、江戸小紋の三役
(行儀・通し・鮫)の紋付をつくって色無地と同格に着るのがおススメというお話がありました。
「月釜や正午の茶事は亭主に対する敬意を表すのは大切なこと。訪問着でも何を着れば
いいのかわからない時には五つ紋の色無地が役立つことも。丁寧にするほうが軽くするより
罪にはならないので礼を尽くした装いになる三つ紋でつくってみてはいかがでしょう。」
という具体的なお話でした。紋の大きさも体格によって少し大きくつくってもよいとのこと。
きものは着ていくところにあわせるもの。(TPOが重要ということだと思います)
粋よりはキレイのほうがいい。普通の奥さまが無理に粋な格好をすることはないと力説。
年齢を重ねてdefineされてから粋にすればいいともおっしゃっていらっしゃいました。
それから、何でも写真に撮って、素人写真でもよくそれを見て着姿や似合う色をわかるように
なったほうがいいというお話もございました。
プロの写真はキレイに写ってあたりまえだけど、素人写真は現実を写すからこんな姿っと
反省するのがいいですよっと。※私は日々反省しております。ハイ。
トークショーの後には、先生がお客さまに長襦袢の色の染めやお仕立てのアドバイスを
されているのを聞かせていただき勉強になりました。
やはり具体例があるとわかりやすいですね。
会場ではこういった注文表が渡されます。今年は呉服屋さんが連れていらした一般の方が
たくさんいらして鏡の争奪戦(＞_＜)
人が少なくなるのを見計らって落ちついてから注文をしなおしました。これって大事です。
今年は、綿コーマのゆかた3枚と長板中形を1枚お願いいたしました。
色々迷って二転三転したので、覚書としてあげておきます。
内1枚は、綿絽の竹にふくら雀の型紙で綿コーマ地に染めていただくオーダー。
注染の技法に関しては2010年7月19日のブログを参照してくださいませ。
新作の波に千鳥の意匠も素敵だったなあ…。後で欲しくなりそう(＞＜;)
展示されていた奥州小紋の波に千鳥がとっても気に入ったのに、色が自分に似合わず、
しかも引き染めである奥州小紋の型紙は注染ではつかうことができないし、同じ引き染めの
絹紅梅でも染め元の色だと青かグレーになるということで、こちらはオーダーもできずで
どうしようかと悩んでいたら、長板中形の原品を探してくださり、現品購入ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
左◇奥州小紋 右◇長板中形 奥州小紋の色目が私には似合わないんですよね…。
また長板中形を買うことになってしまいましたが、やっぱり藍の色はこちらが好き
長板中形の技法については、2011年6月26日のブログに詳しくかいています。
今日の装い。
新年らしく、染の北川の松竹梅文様の小紋に龍村美術織物の唐草鳳凰文の織なごや帯。
白地にピンクの蝶の絞りの帯あげはきねや、ピンク×水色の冠組は五嶋紐。
アンゴラ和装コートにイタチ?のファー。梅に鶯の籠バッグは松枝忍先生の作品。
竺仙さんよりいただいたお土産の風呂敷と手ぬぐい。
毎年この風呂敷を楽しみにしております。今年のは特に好みの色と図柄ヾ(＠^▽^＠)ﾉ
きもの生活している私とって、ゆかたは部屋着兼ご近所着なので何枚あっても足りない…。
竺仙さんは、他にも浅野先生の江戸小紋や知念先生の紅型など魅力的なものを扱って
いらっしゃるのでこの展示会は丸1日いてもあきません。
竺仙さんの小川文男社長と今日トークショーをされた木村孝先生と
きものの達人のお二人の見えないこだわりをコッソリ見せていただきました
小川社長の縮緬の長襦袢。チラッと見え隠れするのがとっても素敵でカッコイイ。
着心地も抜群だそうです。これぞいい仕事してますねえ～という染のこだわり。
孝先生の長襦袢は帯の刺繍糸と同じ鮮やかな黄緑色。先生の基本色のおひとつです。
付けさげ訪問着の八掛もチラリと。裾にも描かれているのが素敵。
トークショーは小川社長が孝先生に現代のきもの事情を質問していく形で行われました。
小川社長、先生の引き出しからお話を取り出すのがお上手ヽ(ﾟ◇ﾟ )ﾉ
先生の若さの秘訣から、お茶席のきものについて、古典でなく粋なきものの流行についてなど。
お茶をやっていたら一つ紋の色無地はもっていらっしゃるでしょうから、江戸小紋の三役
(行儀・通し・鮫)の紋付をつくって色無地と同格に着るのがおススメというお話がありました。
「月釜や正午の茶事は亭主に対する敬意を表すのは大切なこと。訪問着でも何を着れば
いいのかわからない時には五つ紋の色無地が役立つことも。丁寧にするほうが軽くするより
罪にはならないので礼を尽くした装いになる三つ紋でつくってみてはいかがでしょう。」
という具体的なお話でした。紋の大きさも体格によって少し大きくつくってもよいとのこと。
きものは着ていくところにあわせるもの。(TPOが重要ということだと思います)
粋よりはキレイのほうがいい。普通の奥さまが無理に粋な格好をすることはないと力説。
年齢を重ねてdefineされてから粋にすればいいともおっしゃっていらっしゃいました。
それから、何でも写真に撮って、素人写真でもよくそれを見て着姿や似合う色をわかるように
なったほうがいいというお話もございました。
プロの写真はキレイに写ってあたりまえだけど、素人写真は現実を写すからこんな姿っと
反省するのがいいですよっと。※私は日々反省しております。ハイ。
トークショーの後には、先生がお客さまに長襦袢の色の染めやお仕立てのアドバイスを
されているのを聞かせていただき勉強になりました。
やはり具体例があるとわかりやすいですね。
会場ではこういった注文表が渡されます。今年は呉服屋さんが連れていらした一般の方が
たくさんいらして鏡の争奪戦(＞_＜)
人が少なくなるのを見計らって落ちついてから注文をしなおしました。これって大事です。
今年は、綿コーマのゆかた3枚と長板中形を1枚お願いいたしました。
色々迷って二転三転したので、覚書としてあげておきます。
内1枚は、綿絽の竹にふくら雀の型紙で綿コーマ地に染めていただくオーダー。
注染の技法に関しては2010年7月19日のブログを参照してくださいませ。
新作の波に千鳥の意匠も素敵だったなあ…。後で欲しくなりそう(＞＜;)
展示されていた奥州小紋の波に千鳥がとっても気に入ったのに、色が自分に似合わず、
しかも引き染めである奥州小紋の型紙は注染ではつかうことができないし、同じ引き染めの
絹紅梅でも染め元の色だと青かグレーになるということで、こちらはオーダーもできずで
どうしようかと悩んでいたら、長板中形の原品を探してくださり、現品購入ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
左◇奥州小紋 右◇長板中形 奥州小紋の色目が私には似合わないんですよね…。
また長板中形を買うことになってしまいましたが、やっぱり藍の色はこちらが好き
長板中形の技法については、2011年6月26日のブログに詳しくかいています。
今日の装い。
新年らしく、染の北川の松竹梅文様の小紋に龍村美術織物の唐草鳳凰文の織なごや帯。
白地にピンクの蝶の絞りの帯あげはきねや、ピンク×水色の冠組は五嶋紐。
アンゴラ和装コートにイタチ?のファー。梅に鶯の籠バッグは松枝忍先生の作品。
竺仙さんよりいただいたお土産の風呂敷と手ぬぐい。
毎年この風呂敷を楽しみにしております。今年のは特に好みの色と図柄ヾ(＠^▽^＠)ﾉ
