銀座柳画廊さんにてオーナーの方から直接お話をお聴ききし、
その後ロブションカフェにてアフタヌーンティーを楽しむ会へ
絵画鑑賞は好きなのですが、美術館で鑑賞することがほとんど。
貸し画廊での個展には、案内状を頂くことも多いので、ちょくちょく足を運びますが、
銀座の企画画廊は敷居が高い気がいたしまして、まず行くことはございません。
「銀座の画廊は、そこそこの知識を持ったうえで、尚かつ購入する意志がある時でないと、
入ってはいけないところ」と、昔父から言われたからかもしれません…(ﾟｰﾟ;
銀座柳画廊のオーナー夫人である副社長の野呂洋子さんのお話によると、
画商の仕事は、“自らが見出した作家を育成しつつ応援するコレクターでもある”とのことで、
その作家の作品がオークションにだされているものは落札し、
画商同士で売り買いすることもよくあるとのことでした。
柳画廊のオーナー社長さんは、健康的で見る人を幸せで豊かな気持ちにさせてくれる作家の方を
応援しているそうで、柳画廊には明るい作品が多く展示されていました。
副社長の野呂洋子さんと。素敵な方です
岡野博先生の作品が多く展示されていました。
ペインティングナイフでざくっと描かれているようですが、鉛筆のデッサンは写実的に描かれていて、
キャンパスの上で油絵の具ののびを生かして一気に描く偶然性を大切にした作品だそうです。
水彩絵の具だと互いに解けて色が混ざってしまうため、岡野先生は始めて油絵の具をつかった時に
自分のイメージした色がそのままの色彩で表現できたことに感動し、以来絵の具のチューブ
からだしたそのままの色にこだわりがあるそうです。
フランスのルフラン社のもの（青系の絵の具が豊富）、ベルギーのブロックス社のもの
（土系顔料が豊富）がお気に入りだそう。
古美術商の方とお話する機会は何度かありましたが、現存作家のギャラリストの画商の方のお話を
きちんと伺ったのははじめて。とても勉強になりました。
日本の美術市場を活性化させるための政策として、美術品を買いやすい税制を取り入れるように
かえて行くことが必要。というお話がございましたが、これは〝きもの〟業界も全く同じです。
国の助成金を作家だけにわたしても、製作に必要な道具をつくる職人にまでは行き届かず
このままでは芸術を伝承することは難しい。
やはり、一般の方々が購入しやすい税制や、日本の美術を残したいと思うような教育が必要です。
画商というお仕事も〝きもの〟の世界でいうところの染匠の役割も担っているようですし、
日本画壇も画商の世界も男社会であって、女性は大変というお話も、〝きもの〟業界と同じで、
通じるところが多いですね。
私としては、日本の伝統文化の源である〝きもの〟の行く末が本当に心配です(ﾟ＿ﾟi)
めったにはいる機会がない画廊の奥のお部屋です。
梅原龍三郎をはじめとする著名な作家の作品が並んでました。
平山郁夫やマリーローランサンなど、名画がずらり。
日本橋高島屋の2階奥にある、史上最短記録でミシュランの三ツ星シェフになった
ジョエルロブションのルカフェにてアフタヌーンティーを
シェフの朝比奈さんにひとつづつ説明していただきながらコース形式で楽しみました。
左）長茄子のキャヴィア仕立てとトマトのクーリと甲殻類のジュレにカリフラワーのクレーム
右）三種類の季節のカナッペ
左）ルカフェ オリジナルサンドウィッチ と サフランのスコーン アカシアの蜂蜜付き
このサフランのスコーンがすっごく美味しかったです
お土産用にテイクアウトはできないもの
かお尋ねしたのですが、コースについているものだそうで、単品での販売がなく残念(ﾉ_-｡)
右）マカロン、ギモーヴ、チョコレート、カヌレ、季節のタルトの５種類
写真を撮り忘れてしまいましたが、私はローズヒップのフルーツブレンドのハーブティーと
レモングラスのハーブティをいただきました。
きもの◆鉄紺色 杼 琉球壁上布/青山みとも
帯◆生成色地 紫×納戸色 葡萄 小千谷縮染め帯/灯屋 銀座店
帯〆◆二藍×白 冠組/龍工房
帯あげ◆薄緑色×黄緑 波に千鳥 絽/加藤萬
ぞうり◆生成色シザール台 琉球絣花緒/四谷•三栄
バッグ◆紫×臙脂色 青海波 ビーズ/ジャマン ピュエッシュ
日傘◆白地 黒 木の葉/ひびのこづえ
その後ロブションカフェにてアフタヌーンティーを楽しむ会へ
絵画鑑賞は好きなのですが、美術館で鑑賞することがほとんど。
貸し画廊での個展には、案内状を頂くことも多いので、ちょくちょく足を運びますが、
銀座の企画画廊は敷居が高い気がいたしまして、まず行くことはございません。
「銀座の画廊は、そこそこの知識を持ったうえで、尚かつ購入する意志がある時でないと、
入ってはいけないところ」と、昔父から言われたからかもしれません…(ﾟｰﾟ;
銀座柳画廊のオーナー夫人である副社長の野呂洋子さんのお話によると、
画商の仕事は、“自らが見出した作家を育成しつつ応援するコレクターでもある”とのことで、
その作家の作品がオークションにだされているものは落札し、
画商同士で売り買いすることもよくあるとのことでした。
柳画廊のオーナー社長さんは、健康的で見る人を幸せで豊かな気持ちにさせてくれる作家の方を
応援しているそうで、柳画廊には明るい作品が多く展示されていました。
副社長の野呂洋子さんと。素敵な方です
岡野博先生の作品が多く展示されていました。
ペインティングナイフでざくっと描かれているようですが、鉛筆のデッサンは写実的に描かれていて、
キャンパスの上で油絵の具ののびを生かして一気に描く偶然性を大切にした作品だそうです。
水彩絵の具だと互いに解けて色が混ざってしまうため、岡野先生は始めて油絵の具をつかった時に
自分のイメージした色がそのままの色彩で表現できたことに感動し、以来絵の具のチューブ
からだしたそのままの色にこだわりがあるそうです。
フランスのルフラン社のもの（青系の絵の具が豊富）、ベルギーのブロックス社のもの
（土系顔料が豊富）がお気に入りだそう。
古美術商の方とお話する機会は何度かありましたが、現存作家のギャラリストの画商の方のお話を
きちんと伺ったのははじめて。とても勉強になりました。
日本の美術市場を活性化させるための政策として、美術品を買いやすい税制を取り入れるように
かえて行くことが必要。というお話がございましたが、これは〝きもの〟業界も全く同じです。
国の助成金を作家だけにわたしても、製作に必要な道具をつくる職人にまでは行き届かず
このままでは芸術を伝承することは難しい。
やはり、一般の方々が購入しやすい税制や、日本の美術を残したいと思うような教育が必要です。
画商というお仕事も〝きもの〟の世界でいうところの染匠の役割も担っているようですし、
日本画壇も画商の世界も男社会であって、女性は大変というお話も、〝きもの〟業界と同じで、
通じるところが多いですね。
私としては、日本の伝統文化の源である〝きもの〟の行く末が本当に心配です(ﾟ＿ﾟi)
めったにはいる機会がない画廊の奥のお部屋です。
梅原龍三郎をはじめとする著名な作家の作品が並んでました。
平山郁夫やマリーローランサンなど、名画がずらり。
日本橋高島屋の2階奥にある、史上最短記録でミシュランの三ツ星シェフになった
ジョエルロブションのルカフェにてアフタヌーンティーを
シェフの朝比奈さんにひとつづつ説明していただきながらコース形式で楽しみました。
左）長茄子のキャヴィア仕立てとトマトのクーリと甲殻類のジュレにカリフラワーのクレーム
右）三種類の季節のカナッペ
左）ルカフェ オリジナルサンドウィッチ と サフランのスコーン アカシアの蜂蜜付き
このサフランのスコーンがすっごく美味しかったです
お土産用にテイクアウトはできないものかお尋ねしたのですが、コースについているものだそうで、単品での販売がなく残念(ﾉ_-｡)
右）マカロン、ギモーヴ、チョコレート、カヌレ、季節のタルトの５種類
写真を撮り忘れてしまいましたが、私はローズヒップのフルーツブレンドのハーブティーと
レモングラスのハーブティをいただきました。
きもの◆鉄紺色 杼 琉球壁上布/青山みとも
帯◆生成色地 紫×納戸色 葡萄 小千谷縮染め帯/灯屋 銀座店
帯〆◆二藍×白 冠組/龍工房
帯あげ◆薄緑色×黄緑 波に千鳥 絽/加藤萬
ぞうり◆生成色シザール台 琉球絣花緒/四谷•三栄
バッグ◆紫×臙脂色 青海波 ビーズ/ジャマン ピュエッシュ
日傘◆白地 黒 木の葉/ひびのこづえ