よく学生の皆さんが勘違いしていることがあります。
問題集を解けば勉強をしたと
思っている。
です。
たしかに、書き込んだり見た目に
わかりやすいので
『やった感』がでます。
そして、丸付けをします。
で、「あ~」。で終わり。
これでわかったと思っている。
これって、よく私が例えるのですが。
問題集:健康診断や歯科検診のような
チェック
丸付け:その診断結果を見る
おわり。だと、
これであなたの病気や虫歯は治らないよね。
というと、みんな、
『たしかに~~~!』と、
苦笑します。
宿題にしても、英検の学習にしても、
受験にしても、
マルにしろバツにしろ、
それはなぜそうなのか、と
聞かれて説明できることが分かっているということです。
だんだん高校生になるにつれて、
その意味が分かってきます。
『復習・見直し』
というのを
『答えを見て、あ、あってる。
あ、間違ってる。はいはい、
こたえはこれね』
と本を閉じている人があまりに
多すぎますが、
翌日にはすっかり
忘れているのが人間です
私は復習を重視しています。
宿題もそういう理由であまり問題集をむやみにやらせていません。
高校生の参考書は
問題より解説が2倍くらいの厚み
であることが多いです。
彼らはそこで解説の大切さを知るのです。
先に先に進みたい人や、
先に先にいく学校や塾(特に集団塾)が多いです。
当然で、復習をやっていたら授業が進まないので授業は前進しかしません。
じゃあ、復習は?
はい、自分でやるしかありません。
そこで差がつくのです。
勉強で頭を使う間に勉強の仕方の作戦を練らなければ
いけません。
1回復習でわかる人もいたら、5回の人もいるかもしれません。
でも、いつかは自分のものになる時がきます。
ただ、自分の今の位置を把握して、自分に必要な学習量をつかむことはなかなか難しいのです。
いろいろなことを客観的にみて、経験で指示をするのが私たち個別指導の講師の仕事です。
ただただやるのはつまらないし、面白くないですね。
折角ならばやった分の成果がでる方法でやりたいですね。
さ、2学期どんな作戦にしましょうか?
次は、前の自分に勝ちたいですね。
ジャンプアップだ!