「昭和」は近年では最も長くて…‥64年間に及んだ。が,実際は,1926年12月25日から1989年1月7日の62年と2週間でした。戦争をはじめ,ここでは書ききれないぐらい多くの出来事が起きている。
戦後,日本の復興の一因になったと言われている〝プロレスリング〝という新しいスペクテータースポーツに人々ば,魅せられて…‥熱狂した。力道山によって日本に根付いた日本のプロレスの歴史は既に60年を数える。
折しも,去る13日(現地時間)には日本プロレスの創世記に来日…‥力道山と激闘を繰り広げた〝モルモンの暗殺者〝ドン・レオ・ジョナサンが亡くなった。ジョナサンの第一印象は何と言ったって「強い」の一語に尽きる。
唐突ではあるが,ジョナサンの名前が出たところで「昭和」の時代に活躍した本当に強かったレスラーを独自の見解から選んでみました。勿論,全盛期という但し書きは付くが…‥どんなものだろう?
❶ドン・レオ・ジョナサン ❷ビル・ミラー ❸ジョージ・ゴーディエンコ ❹ゴリラ・モンスーン ❺ブラックジャック・マリガン ❻マッドドッグ・バション ❼ダニー・ホッジ ➑ワフー・マクダニエル ❾ハーリー・レイス❿セーラー・ホワイト
※次点 ●アドリアン・アドニス ●サモアンズ(アファ&シカ)
順不同です。誰が「一番強いのか」なんて順番なんて付けられないが,私が選んだ〝モースト・ストロンゲスト・レスラー〝のベスト10は上記の10人。テーズも力道山もブロディも猪木も入りません!
些か古くなるが…‥〝喧嘩番長〝の異名を持つディック・ズレーターが,去る10月18日(現地時間)心臓病が原因で亡くなった。
1972年にフロリダでデビュー。NWA圏の主要テリトリーを転戦…‥各地のタッグ・タイトルを数多く獲得。「NWA世界王座への登竜門」と言われたミズーリ州ヘビー級タイトルも獲得した事もあった。
〝右利きのテリー〝の異名を持つスレーターは,そのテリー・ファンクと共に1984年(昭和59年)8月に初来日。実に17回に渡って来日し,インター・タッグやPWFタッグに幾度となく挑戦をした。
「世界最強タッグ決定リーグ戦」に4度に渡って参加。「第8回チャンピオン・カーニバル」では並み居る強豪を退けて,ジャンボ鶴田との決勝戦に進出‥‥破れはしたものの〝ライバル〝鶴田と激戦を繰り広げた。
交通事故の後遺症で45歳の時に引退。リングを離れて20余年も経つが‥…また一人,日本と強い繋がりをもっているレスラーが亡くなってしまった。まだ67歳‥…慎んでご冥福をお祈りします。