​夕食



4月22日別邸仙寿庵の夕食は、チェックイン時に予約した17時30分に食事処へ向かった。


食事場所は全て個室にて奥深く、スタッフに案内された部屋は嬉仙と名付けられ、開放的な大きな窓から谷川の自然を臨む素晴らしいロケーションのテーブル席だった。



テーブルの上には、宿の夕餉と書かれた御献立と桜の蕾が添えられた座付がセットされていた。そしてお洒落なグラスの食前酒が届いて、地産地消の和のコースがスタートした。


座付

春兆の香

春子椎茸 アスパラ

天豆 蛍烏賊

茗荷  花弁百合根


御椀

大岩魚 葛打ち

桜白玉 菱大根 人参 木の芽


御造り

上州銀ひかり

桜銅 桜景帆立

褄物色々 山葵


煮物

小鍋仕立て

春小蕪 筍 赤城鶏

新牛蒡 芹


​献立には無い女将からの一品

昆布締めの刺身蒟蒻


焼き物八寸

鰆木の芽焼き

タラの芽 姫川筍寄せ

生ハムチーズ巻き

鳥賊卵の花月冠


主菜

上州黒毛和牛サーロイン石焼

木ノ子

春サラダ梅ソース


御飯

春キャベツ飯 

止椀

ちぎりっこ汁

香物

香の物盛り合わせ


水物

パパイヤと苺のタルト


春らしい地産の食材を使った会席料理は、器の上品さと美しい盛り付けで、目でも楽しめ、勿論味の方も、申し分のない上質な料理の数々に大満足した。

​朝食


翌朝の朝食は8時に食事場所に行くと、昨日とはまた趣が違う月風という個室に案内されて、そこは横並びのテーブル席の前には庭園が臨める、天井が高いプライベート空間の落ち着いた食事場所だった。



本日の和朝食がイラスト描かれた献立と、目覚めの昆布茶がテーブルに運ばれた。



朝食もお米や味噌など地元産の食材に拘り、新鮮な野菜サラダや漬物も美味しく、いつもながらご飯をお代わりする程食が進んだ。焼魚やご飯は選ぶ事ができ、2人とも鮭と白いご飯を前日に部屋のタブレットからリクエストした。


​煮物/ゆき魚/明太子/

ゆきわり茸の甘辛煮


​新鮮野菜のサラダ

自家製ドレッシング


​鮭の焼魚と玉子焼き



食後のコーヒーをいただき、食事場所から曲面廊下を通って部屋に戻り、部屋の露天風呂にゆったり浸かりのんびり過ごして、11時にチェックアウトした。