憲法記念行事〜太田光代さん・菊間千乃さんへの感謝

 
 
 

愛知県弁護士会と名古屋市の共催で、平成30年5月13日(日)に、憲法週間記念行事「BUNKITEN(ぶんきてん)-これが私の生きる道」と題する講演会を、名古屋御園座南にある鯱城ホールにて行いました。

 
 
元フジテレビアナウンサーで今は弁護士をされている菊間千乃さんと、爆笑問題の太田さんの奥様でタイタン社長の太田光代さんを呼んでの講演会。
 
 
当日は、あいにくの雨。

 
私は、この企画を主催する広報委員会の副委員長をさせていただいており、成功するかドキドキでしたが、550人ものたくさんの方にお越しいただき、また、参加された皆様の笑顔を見て、安堵いたしました。
 
 
324ワイン(みつよワイン)
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普通の講演会よりも、より、親しみやすくと思い、ワインバーの設定にしました。

 
太田オーナーの経営するワインバーに、菊間さんが客としてきているところに、上司の私が部下を連れてきて、いろいろ相談する設定です。

 
菊間さんが、昨年、ワインエキスパートの資格を取られており、太田光代さんも、サンデージャポンという番組で、324ワインを造られています。


また、一応、この企画の中では司会的な立場になる私もワインエキスパートの資格を持っていることから、ワインの話から入ると面白いのではないかと、その設定になりました。

 
正直、素人である弁護士が、ワインバーの設定にして演技しながら司会を進めていくなどというのは、ちょっと、無理があったのですが、、、


にもかかわらず、舞台に置かれた324ワインを前に、太田さんも、菊間さんも、優しく盛り上げてくださりました。

 
講演会の直前に、太田光代さんが転倒事故をされて、腰を打たれケガをされたというニュースが流れ、心配していたのですが、大事には至っていない様子で、安堵しました。


しかも、腰を打った話と、菊間さんが、フジテレビのアナウンサーをされていたころの大けがをされたお話とを絡めてくださり、人生の転機の中で、前向きに考えていくことの素晴らしさを引き出してくださりました。
 
 
憲法の話
 
企画と企画の途中、憲法記念行事として、この講演会の目的でもある、立憲主義の話を私からさせていただきました。

 
他の法律は、例えば、飲酒運転をしてはいけないとか、国民が守らないといけないことが書いてあります。


しかし、憲法は、唯一、国民ではなく、国の権力者が守らなければならないことが書いてあります。


権力者が権力を濫用しないよう、国会・内閣・裁判所に三権を分立させたり、戦争をしてはいけないと定めたり。

 
このように、政府は憲法の制限の下におかれていることを立憲主義というのです。

 
今、改憲するしないと、安倍内閣の下で議論されていますが、どちらが良いとは申しません。

 
ただ、改憲しようとしている人が、本当に国民のためにしているのか、自分の権利欲のためにしているのか、しっかりとみて、考えてほしい。私も、みなさんと、しっかり見極めていきたいと思います。
 

・・・そういう話をさせていただきました。
 

こういう、堅い話だけすると、普通の市民の方には、なかなか、実感をもって聞いてもらえないのですが、太田さん、菊間さんのおかげで、会場が一体になることができました。そのため、会場のみなさんが、この憲法の話に、大きく、うなずいてくださり、この会を開いてよかったなあと思いました。
 


ワインバーにて
 
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その後の懇親会には、太田さんや菊間さんにもお越しくださいました。

 
本物のワインバーで、シニアソムリエのN瀬さん、ソムリエールのM藤さんを交えて、さらに、ワインや日本酒の話について、盛り上がりました。

 
324ワインは、マンズワインで造られており、しかも、ソラリスと同じ畑で作られていることや、メルローでのスパークリングワインを造るということはどういうことか。マンズワインとキッコーマンの関係や、マンズワインの歴史、愛知のミツカンを含む醸造とお酒の関係についてとか。

 
菊間さんもワイン法に興味を持たれていらっしゃるそうで、これから、レコール・デュ・ヴァンで、ワイン法の講義を行うことになっているそうです。

 
もちろん、このワインブログの話もさせていただきました。日本ワイン法の問題点や、無添加ワインとキャリーオーバーの話や、ようやくシャンパンとスパークリングワインとが違うといえる日本法での根拠が出来たということなどなど、、、

 
菊間さんからも、「このブログ、読みます!」というありがたいお言葉をいただきました。

 
太田光代さんは、日本酒の醸造に携わられていて、ワイン以上に日本酒の造詣が深く、山廃造りや日本古来の醸造法による日本酒造りへの想いや、醸造中、人が落ちてなくなる危険があるくらい命がけで日本酒を造っていることなど、熱く語ってくださりました。


私は菊間さんと、「来年、ソムリエ協会の日本酒の資格取るぞ!」と誓い合いました。

 
冒頭の、オスピスドボーヌは、このワインバーで、皆さんで飲んでもらおうと、菊間さんの誕生年ワインを持ち込んでおいたものです。


(女性のお年をブログに表示するのは憚られるので、冒頭のワインの写真の年はモザイクに)

 
いわゆる当たり年ではないので、少し心配をしていましたが、果実味もしっかりと残っていて、本当に素晴らしい味わいでした。菊間さんも、エチケットのお写真を撮ってくださっていました。


講演会の参加者やスタッフ、ワインバーの皆様、そして何より、太田さんと菊間さんに感謝の一日でした。


ワインは皆様の心を繋ぎますね。


ありがとうございます。