愛馬「ミネラリー」の祝賀会第二弾はDRCを飲む事に
ただこの競馬ゲーム、先日大きく仕様が変わり、かなりやる気が下降気味
まだコインたくさんあるけど、コインが無くなったら引退しようと思う
で、今回は奥渋の「鮨・五徳」が移転すという事で、移転前最後の五徳
まず乾杯はモエの92飲み比べ
モエ・シャンドン ブリュット・アンペリアル 1992
モエ・シャンドン キュヴェ ドン・ペリニヨン 1992
どちらも色は黄金色でかなりの熟成色。。。
アンペリアルの泡はほとんど溶け込んでスティルワイン状態。
対してドンペリはまだドライな泡が生きている。
味もアンペリアルはアンズの味わいが主で綺麗な甘みが支配している。
これがドサージュの妙ってやつです
ドンペリの方の甘みは控えめで、タイトな味わいには気品がある
共に若いシャンパンでは味わえない深みと厚みが心地よい
モンラッシェ 2002 / ルイ・ジャド
ヴィンテージ・タグが写ってませんが2002年です。
まだ若さもありますが、適度な熟成感で飲み頃の悶でした
02の特徴なのか、畑がシャサーニュ側なのか果実味はやや膨らみのあるパワフル系
ただミネラル感は半端なく、塩気を感じるくらいのミネラリーな味わい
厚みや余韻も素晴らしく、このバランスはさすがモンラッシェ
サンセール ベル・ダム キュヴェ・マリー・ローランス 1990
ここで私から変化球
熟成ソーヴィニヨン・ブランのこのタイトでミネラリーな味わいは良いですね
色や香りには古酒的要素があるのに、味わうと草原の爽やかさが維持してる。
厚みのある今回のモンラッシェとは対照的で面白かったです
実は皆にはブラインドで出したんですが、私が香りを嗅いだ瞬間「おー、素晴らしい草原の香りだ」
って口走ってしまい、一同「ソーヴィニヨン・ブラン」と品種は当てられてしまった
さすがに生産者やヴィンテージは当てられませんでしたが、熟成ソーヴィニヨン・ブランの素晴らしさに一同感心してました
ロマネ・サン・ヴィヴァン 1996 / DRC
このワインは15年以上前に3本買って10年前に1本飲んだんですが、当時は結構タニックで若さバリバリの味わいでした
それから10年、ボトルの底にはかなりの澱があってそろそろ良いかなと思い出動
で、読みに間違いはなく、素晴らしい熟成を遂げてました
色はもう若さは感じられないが、でもさほどオレンジも入ってない。
香りは熟成した妖艶な香りが湧き出てて素晴らしいです
あの永谷園のロック香もほとんど感じない
味わいはタンニンは程良く溶け込んで、思ったより黒より赤果実がメインのどちらかと言うと女性的な味わい
とはいえ、凝縮した味わいとしっかりした余韻はDRCの強さを感じる
やっぱり96のDRCは成功してるな
残りに1本は暫くセラーの肥やしにしておいて、次回は古酒になった頃に飲もうと思う。
きっと素晴らしい古酒になってるだろう