「このワインの飲み頃は、

 10年後位ですかね!」

 

 

、、、、、???

はぁっ!?

そんなに待つの~??

 

↑ワインを勉強するまだ前。

 

ワインショップの店頭で

ソムリエさんに対しての

私の心の声ですw

 
 
だけどみなさんも、
同じ様に思ったことがある方が
いらっしゃるのではないでしょうか??
 
 
ソムリエとして働いていると、
こんな質問をよく頂きます↓↓
 
1.ワインは買ったらすぐに飲んじゃダメなの??
(熟成するのを待たないとダメ?)
 
2.若いワインより、古いワインの方が美味しいんでしょ??
 
3.熟成した古いワインの方が高級(良い)ワインなんでしょ??
 
 
有名なソムリエさんや
ワインジャーナリストさんの、
 
「このワインの飲み頃は
 まだまだずっと先ですよ!」
 
↑メディアでもよく
耳にしますね。
 
もちろん間違えではないのですが、
 
ここだけを切り取って
伝えてしまうと、
 
「ワインは難しい飲み物」
という誤解をワインビギナーに与え、
 
ワインを遠ざける
一つの要因になっている気もします。
 
 
 
特に上記で出てきた、
2.若いワインより、古いワインの方が美味しいんでしょ??
 
これについては特に!
誤解が多いと感じました。
 
 
百貨店で
ソムリエとして働いていた頃。
 
贈答用に高価なワインを
お求めのお客様も多かった為、
 
「先方に良い物を贈りたい!
 だから
 古いワインうを買いたい!」
 
こんな風に思い込んでいる方が
とても多かったな、
という印象を受けました。
 
 
そんな訳で今回は、
 
よくあるワインの疑問、
にして誤解されがちな↓↓
 
1.ワインは買ったらすぐに飲んじゃダメなの??
(熟成するのを待たないとダメ?)
 
2.若いワインより、古いワインの方が美味しいんでしょ??
 
3.熟成した古いワインの方が高級(良い)ワインなんでしょ??
 
この辺りについて
お話していきますね。
 
 
1.~3.の疑問について
お話する前に
ぜひ知っておいて欲しい事。
 
それが、
ワインのヴィンテージって何??
 
今日はここにスポットを当てて
見ていきましょう!
 
ここも意外と、
間違った認識をしている人が多いかも、、、
 
 
今後のワイン選びの際に
凄く役立つと思いますので、
 
ぜひ最後まで楽しんで
お付き合いくださいませ。
 

 

  改めて、ワインの”ヴィンテージ”とは??

写真の様に、

 

ワインのラベルに書いてある数字を

きっとみなさんも

目にしたことがあるハズです。

 
 
”ワインが出来上がった年”
だと思っている人が
意外と多いのですが、
 
実はこの数字は
ワインが出来た年ではなく、
 
このワインの原料となった
ブドウが収穫された年のこと
 
を指しています!!
 
 

写真のワインだと、

 

「2018年に採れたブドウを使って
 作られたワインですよ!」
 
という証明なのですね。
 
 
上の写真のワインの場合だと、
 
ブドウを収穫した後で
ワインを作る時間が必要だから、
 
瓶詰めして売り出されたのは
恐らく2020年頃でしょう。
※醸造にかかる時間は、ワインによって異なります。
 
これはもう30年くらい経ってますね~↑
 
 
 
明確な規定はないのですが、
 
収穫年から10年以上程度
経過した辺りのワインの事を、
 
”バックヴィンテージ”と呼びます。
 
 
1800年代のワインなど、
 
なかなか見かける事はないけど
今も飲める貴重なものもあります。
恐ろしい値段でしょうけどw
 
最近私が飲んだ、
1992年のボルドーワイン↑
 
瓶に詰められた後もワインは、
 
ワインボトルの中で
ゆっくりと熟成していきます。
 
 

表示年数が5年以下の

フレッシュで若めのワイン。

 
それ以外の
バックヴィンテージのワイン。
 
 
味わいや香りには
どんな違いがあるのでしょうか??
 
そして、
 
果たしてどちらが”美味しい!”
のでしょうか??
 
 
次回以降で
詳しくお話していきますので
ぜひお楽しみに♪
 
 

猛暑日が続きますが、

 

お互い体調気に付けて

過ごしましょうね!

 

、、、、、

にしても暑いですねw

 

 

それではまた次回^^
 
 
 
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