久曽木谷川遡上 | Windyの気まぐれ山歩

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 山歩きのはなし

 山ボーイさんたちが 久曽木大滝までの道を整備されていたので 紅葉の時期を待って行ってみた

 昨年の3月の積雪期にも歩こうとしたが 滝へは行けなかった

 

 氷ノ山から久曽木集落へ移動

 最奥民家の少し奥に2,3台の駐車スペースがある

 

駐車場所にある古い案内板

9:23出発

 

天気もすっかり良くなって 林道沿いの紅葉がきれい

 

 作業道の分岐は左に上がらず 川沿いに進んだ

 

遊歩道の石垣が残っている

 

少し危ない遊歩道を進んでいく

この辺りも紅葉がいい感じ

 

整備された鎖とはしご

テープも随所にあるので迷うことはない

 

堰堤

冬に来たときは これを越えられず 右手前の斜面を登って尾根に出た

 

見ごたえのある五段の滝

 

幼菌は残して収穫した

 

夏場と比べると水量は少ないようだ

 

ずっと右岸側を歩いてきたが ここで左岸側に渡る

ここまで2か所高巻きがあった

 

久曽木大滝10:22着

こんなに立派だとは思っていなかった

あと1週間早ければ このあたりの紅葉が見ごろだったかもしれない

 

 滝の左手にトラロープが付けられており 中段に上がってみた

 

滝つぼを見下ろす

 

中段の滝

 

滝の右手に巻道があったので 上がっていくと滝の上に出た

 

落ち口の上流側

 

 地形図では左岸側に道があるようになっているが はっきりしなかった

 ここまで順調に来たので 久曽木谷川を遡上してみることにした

 

 はじめは歩き易そうな右岸側を進む

 この先はテープも踏み後もなかった

 

人が掘った水路のよう

 

しばらく歩くと左岸側の少し上のところに 住居跡らしいものがあった

五右衛門風呂やかまど 朽ち落ちたトタン屋根などがあった

 

歩き易いところを選んで歩く

 

沢の奥に林道が見える

 

11:17林道に出る

標高は1100mくらい

大滝からは特に難しいところはなかった

 

更に沢を遡上していく

もう川とは言えない

 

稜線が近くなると 水もちょろちょろ

 

11:44ササとシダの中を通って 大段と1376Pのコルに出る

扇ノ山や青ヶ丸が見える

 

稜線を大段のほうへ少し進んで1376Pを見上げる

右手にはカラマツ林が広がる

稜線上には 獣道か人の踏み跡かはわからないが それらしい道があった

 

大段三角点1255.4m

那岐山山頂とほぼ同じ高さだ

木立に囲まれて展望はあまりないが ササは思ったほど茂ってはいなかった

 

大段はやはり積雪期がいい

 

振り返ると甑岩や氷ノ山山頂が見える

 

昼になったので ササを抜けたブナ林で昼食を摂った

 

 昨年3月に下ったのと同じ尾根を下る

 下草もなく 比較的歩き易かった

 

1080m付近で林道に出て振り返る

 

林道までは薄暗い植林帯だったが

林道から下は 片側が自然林なので明るくなった

 

標高が下がると段々と紅葉が現れる

急坂もあるが歩き易い

 

923Pの下あたりの紅葉

 

 昨年と同じように830m付近から 南東へ激斜面を下った

 地形図には道があるようになっているが とても歩けたものではないと思う

 

 駐車場所には13:30着

 隣に見覚えのある車が停まっていた

 

 氷ノ山は残念だったが メインはいい山歩きができた

 

 帰りは波賀へ抜けたが 音水湖周辺の紅葉は最高潮だった