吐槽(tùcáo)つっこむ、反駁する | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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起源はどうも日本語らしい。日本語のボケ、ツッコミの「ツッコミ」、「つっこむ」。それの音訳で、
 
 吐槽(tùcáo)➡つっこむ、反駁する
 
でも大元は台湾語の「黜臭(thuh-chhàu/とぅっつぁう)」(人の短所やコンプレックスをあげつらう)。その発音「とぅっつぁう」に似た音の中国語「吐槽」が使われるようになった…という、いつもながらのややこしい話。

↓は台湾ドラマ『我們與惡的距離』の一場面(記録してなくて第何集か不明)。「今はそれを話題にしただけですぐとやかく言われるからな」

 新聞記事でもよく見かけるが、↓は2016年3月16日のニュースの見出し(訳はたまり)。
 
林全被封「史上最帥閣揆」 蔡其昌吐槽:應該是年輕的時候
(林全、「史上最もイケメンな首相」の呼び声。蔡其昌が「そら若いときの話でっしゃろ」とツッコミ)
 
林全さんというのは蔡英文さんが初代内閣の首相に任命した人。高校の卒業アルバムか何かの写真が表に出て以来「史上最もイケメンな首相」と騒がれたのだが、それに対して立法院副委員長の蔡其昌さんが「そりゃ若い時の話やん、今は頭も薄なっとるやん」とつっこんだ。という話。らしい。
 

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 本人は台湾のラジオ番組(HitFM)でパーソナリティに「史上最もイケメンな首相」と言われているという話をふられ、「いや、そんなこたあ初めて言われた」とか「別にわし、イケメンじゃないよー」とか謙遜してた。可愛かった♡