iR Shell v3.81 導入方法,解説
「iR Shell v3.81」がアップデートしてリリースされました。
Q:そもそも「iR Shell」って何?
A:ゲーム(UMD,ISO,PS1および自作ソフト)などがユーザーインターフェースで起動可能なマルチタスクシェルスクリプトです。
簡単に言うと多機能な「非公式のホームメニューもしくは世間で言う擬似OSもしくはカスタムテーマ」みたいなものです。
そんなiR Shellは、v3.80以降から
公式PS1エミュレータのCFW版「Popstation」を2人プレイできるようになったようです。
●新型PSP用CFW3.60&3.71M33-3までをサポート。
●PS1ゲームのアドホック通信対戦(2人プレイ)をサポート。ただし、通信エラーは起こる可能性あり。
(現在、v3.1~v3.51とv3.60はサポートされており、それ以外は「Popsloader
」を使用する必要あります。)
●「Context Menu System」という新しいメニューボタンの導入(vsh menuのようなもの)
●ゲーム中にHTMLおよびテキストファイルの閲覧が可能。
●CFW3.XXM33に内蔵されているNO UMDモードを全て追加。
(Dark_AleX氏がサポート。USBやネット経由での起動も可能に。)
●CFW3.71M33-3に内臓されている最新のPopsLoaderを追加。
●Alarm Clock wakeup機能適用中、MP3再生に「ランダム・スタート機能」を追加。
●未使用中に電池残量を節約するため、Auto Sleep機能を追加。(適用時間および適用条件を変更可)
●Power,メモリースティックおよびWiFiのLEDランプのon/offスイッチ機能を追加。
●コンポーネント(のみ)のTV出力をサポート。
●PSPの主なボリュームのためのボリュームバー機能の追加。
となっております。
その他の機能の詳細はiR Shell v3.81本体 に同梱の「release_note.txt」をご覧ください。
●CFWを導入済みのPSP(1000/2000)本体
●60MB以上の空き容量のメモリースティック
●iR Shell v3.81本体
iR Shellは、CFW用プラグイン式で動作させることも可能なアプリケーションとなっています。
その際、プラグインの知識があれば比較的簡単に導入することができるでしょう。
①- まず、iR Shell本体をメモリースティック内へ配置します。
iR Shell v3.81本体 をダウンロード,解凍すると以下のデータが出てきます。
※プラグインを初めて導入する方などは、これら3つのフォルダをメモリースティック内に全て上書きコピーして③に進みましょう。
まず、下図のように「IRSHELL」フォルダをメモリースティックのルートディレクトリにコピーしましょう。
下図を参考に「PSP」フォルダ内の「GAME」フォルダもしくは「GAME150」フォルダを
メモリースティック内の「PSP」フォルダに入れましょう。
②- プラグイン形式で導入(自動起動)しない場合は⑤へ進んでください。
プラグイン形式で導入する場合は、「seplugins」フォルダを開き、中の「irsautboot.prx」をメモリースティック内の「seplugins」フォルダの中に入れましょう。
メモリースティック内の「seplugins」フォルダに、「vsh.txt」ファイルを作成し、
下図のように「ms0:/seplugins/irsautoboot.prx」と追加書き込みして保存しましょう。
以上でメモリースティック内への配置は終了です。
次に③に進みましょう。
③- Rボタンを押しながらPSPを起動(メモリースティックを挿した状態で)させ、
リカバリーモードに移り、「Plugins」を×ボタンで選択します。
下図のように、「irsautoboot.prx [VSH]」の場所で×ボタンを押し、「Enabled」にしましょう。
④- あとは「Back」,「Exit」と選択してリカバリーモードを抜けましょう。
すると、PSPを起動すると、iR Shellが自動起動するようになります。
⑤- 手動で起動させたい場合は、ホームメニューから「IRSHELL」を選択しましょう。
⑥- 下図のようなメニュー画面になり、操作できれば導入成功です。
お疲れ様でした。
■■■ 操作説明 ■■■
iR Shellでは、メニュー画面で、STARTボタンを押すことにより操作説明画面が表示されます。
さらにSTARTボタンを押すことで3種類の画面が表示されますのでそれを参考にしてください。
※Rボタンを押しながらの操作
※Lボタンを押しながらの操作