気づかないうちに自分を抑えこんではいませんか?
娘が、塾の合宿に行ってから早5日。
朝寝ていても、バレーの練習でジャンプでドスンッ!と床の響く音で起こされることもなく、
「パパ〜!起きる時間だよ〜!」
と、暇つぶしに起こされることもなく、
朝のトイレを争うこともない静かな朝を今日も迎えました。
しかし、眠りが浅い。
やっぱり、本来いるべき者がいないというのは、予想以上にぽっかりと穴が空いちゃうもので。
だから、わたしはこの一週間をスケジュールで埋めまくり、朝から晩までまさに馬車馬(コーチなだけに)。
体と頭を酷使しまくっとるのです。
娘のいない穴を埋めるように。
いや・・・・。
正直になりましょう。
埋めるために。
でも、よく眠れない。
つまり、リラックスできてないんですね。
それに比べ、うちの奥さん。
仕事が終わると、職場のライブラリーが閉まるギリギリの夜8時までいて、許す限りゴダールの映画を見まくって、デパ地下のお弁当を買って帰宅して、リビングのソファではなく床に座ってワインとともに口に運んでおります。お笑い番組を見ながら。
毎日。
「そんなもの食べるなら作っておいてあげるのに」
わたしがそう言うと、
「せっかく音(娘)がいないんだから、とことんこういうことやってみたかったからいいの」
「そうなの?やりたかったの?」
「そう。こういうジャンクなこと、やってみたかったんだよ」
「え〜。知らなかった〜」
「なんかね〜。知らず知らずのうちに子供の前だからって抑えてたみたいでさ〜。こういうの、結構楽しいんだよ〜」
「わかるよ〜。テレビ見ながらお酒飲んでコンビニ弁当食って」
「そうそう。ストレス発散できるんだよ〜」
結婚して24年。
奥さんのこういう一面、初めて知りました。
奥さん自身も、日頃から、
「コンビニ弁当とか、絶対食べたくない!」
「ご飯を食べる時にテレビを見るなんて、”ながら食べ”は一番体に良くないんだよ!」
なんて言っていたのに、自分すら気づかない意外な一面が発見でして、夜ダラダラ過ごせて、新たなストレス解消法が発見できて、娘がいないと、環境が変わるとこういう発見もあるのだな〜と、
「たまにはこういうのも大切かもね」
なんて、言っております。
しかし、奥さんもやっぱり、
「よく眠れない。なぜだろう?」
「やっぱり、音は鎹(かすがい)だからね。鎹がないと、安定しないからじゃないかな〜」
「わたしたち、子離れできてないね〜」
「ですな〜」
子供ができるまでの14年間は、こうやって毎日ずっと二人で過ごしていたのに、あの頃のことをほとんど思い出せません。
いつもわたしはグデングデンに酔っ払って帰宅して、二人で共にする食事は週に一度あるかないか。
ダブルインカムなので使えるお金だけはあったし、残す家族もいないので、
「貯金しても仕方ないよね」
なんて言いながら、ゴルフをして長期休みのたびに海外に行って、外車に乗って高級ブランドを身につけて・・・・・。
なんて、結局、あの頃も、
埋められない穴をただただお金を浪費することによって埋めていた。
そんな感じだったのかな?
なんて今になって思うのです。
今は、ゴルフもやらない。お酒は週に一度飲むか飲まないか。
子供が生まれて一度も海外には行ってない。
車も手放して、
コーチという仕事をいただいて、隙間の時間を見つけたら、ひたすら子供と過ごす。
「オヤジうぜえ!」
言われるまでは。
わたしの穴を埋めるものは何か?
コーチングと家族。
でも、いずれ娘はこの家を出て行きます。
娘のいないこの今の日々が、当たり前になる時が必ずやってくる。
そうなる前に、
セルフコーチングをしておかなければ・・・・・。
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