羽生結弦選手を
抱きしめたい!
って
こんな
タイトルつけたら
怒られそうですが・・・
羽生選手を
ハグしたい!
という人は
私だけじゃなく
きっと
世界中に
老若男女問わず
たくさん
いらっしゃることでしょう
私も含め
ファンの皆さんの想いを
代表して
このように表現しております
どうぞお許し下さいね
私§らム§は
自他ともに
認める
ゆづファンです
ですが
ブログで
彼について書いたことは
今まで無いと思います
個人のブログですが
お仕事関係の
セルフメンテナンスの
記事の中で
いつかは
彼について
書きたいなと思いながら
書くからには
それなりに
納得したものを出したくて
結局
書き上げられずに
今に至ってます
最初に
彼について
書きたいと思ったのは
今から6年も前で
タイトルも決まってました
羽生結弦選手への手紙
ベタですね~
当時から
彼は有名だったけど
今に比べたら
彼の知名度は
花まる急上昇中
といったところ
だったので
ブログ記事が
回り回って
巡り巡って
ご本人の目に
留まることがあれば
うれしいな
エールになればな~
くらいの気持ちでした
結局
その記事は
書きかけのまま・・・
その後
ソチオリンピックで
金メダルを
19歳にして
手に入れた時にも
彼についての記事を
書きたいと思いましたが
それも
実現はしませんでした
世界最高得点を
たたき出した時も
中国大会で
6分間練習中に
中国の某選手と接触して
怪我をした時も
一ファンとして
いろんなことを
思ったけれども
今まで
記事として
書き上げられなかった
思いを込めて
今回こそは
書きあげたい
ピョンチャン
オリンピックで
2連覇を果たした今
インタビューで
23歳の彼は
こう言いました
取るべきものは取った
やるべきことはやった
後はちっちゃな時に
描いた目標(≠夢)を
かなえてあげるために
4回転半アクセル
ジャンプを目指したい
もうちょっとだけ
自分の(限られた)時間を
スケートに捧げたい
※言い回しは要約させていただいています彼の
選手としての時間は
後どのくらいあるのか
わからない今
このタイミングで
私も
長年に渡り
思っていたことを
書き記して
残しておきたいと思います
エッセイなのか
覚書なのか
手紙なのか
つれづれなるままに
どうぞお付き合い下さい
長いので
2回に分けますね
今回は
初めて羽生選手の
演技をテレビで
見た時の印象です
羽生選手を
初めて
ガッツリ見たのは
彼がまだ
17歳の時でした
フランスのニースでの
ロミオとジュリエットの
フリーの演技に
くぎつけになりました
※ファンの間では今や伝説となった
2012年の世界フィギュアのフリーの
プログラムです
ショートでミスをして
メダル争いから脱落した
(と思われていた)
ところからの
奇跡の
3位入賞を果たした
伝説の試合です
それこそ
ソチの真央ちゃんや
平昌のネイサンばりの
すさまじい
追い上げの
演技だったのですが
ショートのミス
その経緯などは
分からないまでも
フリーの演技を
見たそれだけで
衝撃を受けました
この子は
勝つために
ありとあらゆることを
やりつくしている
17歳
にして
!!!!
そのことに
驚愕したんです
この少年は
自分が
17歳の若者である
という
動かしがたい事実
現実の
シチュエーションまでも
客観視して
それまでも
最大限に
利用している!
若者が
古今東西
どういう位置づけで
どういう役割で
どう見られているか?
何を求められているか?
それらを
ステレオタイプとして
逆手にとって
凝縮したような
演技構成だったのには
たまげた
まず衣装
手足は元々長い
なのに
更にスタイルが
良く見えるために
ありとあらゆる
工夫がされていた
スケートシューズに
黒のネットをかぶせて
黒パンツとの
つながりを作っている
ポイントしたときに
指先が
目立つように
黒のグローブには
スパンコールが
散りばめられている
※同時に手先が冷えないための
防寒対策にもなっている
当たり前の
この努力さえ
していない人も多い
猫背を
気にしてるようで
その対策を
しているのも分かった
彼は今でこそ
男気溢れる
大人の男性に
成長してるけど
心の中には
繊細で
ふわっと可憐で
乙女のごと優しく
妖精のごと無邪気な
彼がいて
そこが
ファンには
たまらないんだけど
17歳当時は
今よりもっと
乙女度が高かった
にもかかわらず
ロミオの演技は
エネルギッシュそのもの
ギャップに
驚いた
解説者が
体力面の心配をして
暴れるように踊ってるから
前半飛ばし過ぎるんじゃなくて
抑えて踊ることを
アドバイスしていたけど
私は
全く逆の感想を持った
違うんじゃない?
彼は
ロミオの荒々しさ
十代の若者を
ちゃんと表現してる
この世代特有の
若者の純度の高い
一瞬のきらめきを
表現して
演じてるのではないの?
コントロール
できてないんじゃなくて
コントロールして
こうしてるんじゃない?
そう思った
それはまさに
17歳の
今の彼にしか出せない
未成年の
きらめきなんだから
自分の青さ
それすらウリにして
最大限に利用してる
それが
自分にしかできない
現時点の
ベストだと
彼は分かっている
だって
ロミオが
体力を計算して
演技を抑えて踊ってたら
たとえ
ミスがなくても
もの足りない
感動しないもの
行き過ぎてるのではなく
行き過ぎる世代を
地で行ってるのだ
それを証拠に
どちらかと言えば
中性的な素顔は
後半のジュリエットの
繊細な表現となって
表現されていたし
前半の
荒々しい若者と
相まって
一人の人間の中に
両性具有の様な
不思議な
めまいを覚えた
ガラスの十代
という曲が
昔流行ったけれど
触れたら
壊れそうな
もろそうな
けれど
今しかない
青春のきらめきを感じた
素人見解だけれども
ステップも
ずいぶんと
難しいことをやっていた
ジャンプを
飛ぶだけでも大変なのに
ご丁寧に
前後に難しい入り方や
オプションをつけている
勝つために
未来へのために
彼はそう
出来栄え点を
+αのアップを
ありとあらゆる箇所で
狙っていた
シニアデビューして
間もないのに
もうすでに
勝つために
今できることは何でもする
その貪欲さがあった
それゆえ
神経を使う
一時も気を抜けない
ほとんど
すべての音を
捨てずに拾っている
その代償か?
ジャンプではない
重心移動の箇所で
思いがけず
転倒したが
それがまた
彼が本当に
ギリギリのところで
やってるんだなあと
胸を打たれた
転倒したその後
何事もなかったかのように
すくっと立ち上がり
トリプルアクセルに
コンビネーションをつけて
美しく飛んで見せた
曲が終わるまで
試合は、演技は
続いているのだ!
前日の
ショートのミスで
メダル圏内から消えた?
そんなことは
小事だと
言わんばかりの
その貪欲さ
何が何でも勝ってやる
1点でも多く拾ってやる
※後のソチオリンピックで
ロシアの15歳のリプニツカヤ選手が
15歳の今の自分にしか演じられない
映画シンドラーのリストの曲を選び
赤い服の少女を地で演じたように
使える武器は全て使う姿と重なった
演技終盤
体力の限界の中
ナイフで
自らの胸を貫く
ジェスチャー
ロミオとジュリエットの
悲劇を
体現してるのだろう
若さゆえの
情熱
十代でしか
表現できない
圧巻の演技だった
終わってから
しばらくは
肩で息をしている
羽生選手が
幼少期より
かかえていた
持病ぜんそく
彼が
ぜんそく患者だったことは
ファンの人でなくても
知ってる人も多いでしょう
いくら鍛えても
脆弱な心肺機能
唇の青さが
痛々しかった
でも
彼にとっては
それも小事なのだな
どこまで
すごいんだ
17歳の君は!!!
当時は
高橋大輔選手が
活躍していた時代で
羽生選手は
次世代のホープとして
改めて世間から
注目された試合でも
あったように思います
今と比べて
できていることは
もちろん少ないけれども
ロミオとジュリエット
このニースでの演技が
私はやっぱり
1番好きかもしれないな
勝つためには
いろんなものを捨てた
と
ピョンチャン後に
インタビューで
彼は言ってたけど
それはもう
この頃から
そうだったんだろうな
純粋な
かけらになった
その幸せの結晶を
彼は選び、
そして選ばれ
受け取ったんだろう
17歳の
羽生結弦選手へ
23歳のアナタは
今サイコーの瞬間を
過ごしているよ
私たちも
見守ることで
幸せな時間を
もらったよ
ありがとうね
19歳で五輪チャンピオン
23歳で五輪2連覇
連覇してプロスケーターになる
子供のころからの
人生計画で
彼は
そう書いていたという
次回は
23歳の今の
羽生選手への手紙
ラブレター書きますね
たまには
自分が
本当に書きたいものを
書きたいことを
自由に書きたい
書き出したら
止まらんな
ということで
つれづれなるままに
個人の見解を
書いています
よろしければ
どうぞお付き合い下さい
WindMilla
§らム§