続きます


アブラムは内なる神の声に従いました。

この時に大事なのは
確証など何もないし
どこへ行くかも全くわからない
ただそこから離れることを選択した


これです。
非常に大事です。

アンドロギュノスもそうなるのです。

アンドロギュノスの彼と出会ったら今までの自分ではいられません。
全てが崩れます。
会社を辞める人もいるでしょう
ソウルワーク一本でやっていくようになるでしょう
親戚縁者と縁を切る場合もあるかもしれません
また、毒親と和解することを迫られる場合もあります

今の自分とは違う自分を選ぶことになるのです。
目的地はわかりません。
なんの確証もない
でも、今の自分ではないところへいく

アンドロギュノスはそういう選択をずっとしていくのです。

彼との関係性や
彼と全く関係なく
自分のことでこれだけの変化が起こるのです。
だから、私が
彼が〜🩷と恋物語のように浮かれている暇はないというのです。



さて、内なる神の声のまま何の確証もなくアブラムはウルから
現状から離れました。

アブラムは「なんとなく」ウルから出ました。
どこへ行くか明確な目的地はなかったのです。

ついたところはハラン。
このハランが面白いのです。
ウルは栄えていてメソポタミアの中心地です。
ハランはウルから北の位置にあり離れています。
ハランは交通の境界、通過点、交わるところ、隊商が行き交う十字路でした。
そんなハランに住むようになります。 

ウルをでてきたはいいものの、ハランについてもハランが目的地とは思えず
だからと言って目的地がわからない。どうしていいか困惑しきりでした。
希望と不安が入り混じり
全てが宙ぶらりんの状態です。

しかし、その宙ぶらりんの状態が一番大事なのです。
この状態があるからこそ
自分と向き合えるし
内なる声に耳を傾けることができる。

みなさんは早く目的地に行きたがりますが
経由地でどう過ごすかが
目的地に着くより大事なのです。

アブラムがウルからハランにつくだけでも
このように多くの学びがあります。

おおくのアンドロギュノスはハランにいる状態ですね。
でも、それでよいのです。
ハランでどう過ごすか
アブラムのように
内なる声が次の目的地へいざなってくれるまで
自分と向き合えているのか

色々ポイントはありそうですね。