28日(日)はグルッポRSの今年最初のラウンドツーリングが千葉方面でありました。

 

この間、エストレヤのAIキャンセルやマフラーの交換、タペット調整などを施してきたこともあり、こうしたメンテナンスがツーリング燃費にどういう影響を及ぼすのかの興味もあり、エストレヤに跨って出かけました。

 

今回のラウンドは集合が11時といつもより2時間はゆっくり目の設定。

 

しかも、出発から香取神社、クラブハウスとポイントは2か所だけです。

 

時間も余裕があるので下道で行くことにしました。

 

陽があまり射さないため、春日部あたりで外気温度1度という寒さ。途中、コンビニでコーヒーとWC休憩、さらに印旛沼の駐車場でもWC休憩をとりました。写真は印旛沼のほとりです。

 

エストはグリップヒーターとハンドルカバーで万全の冬仕様です。ライダーもウインタージャケットを着こんでいますが、日差しがないのはきついですね。

 

今年の初回ということで40台ほど集まったでしょうか。目印のバナーをかけているのはスズキΓ(ガンマ)とヤマハR1ℤです。ともに2ストの最後を飾るような名車でした。

 

新車のようなきれいなホンダCT200も来ていました。セル始動ですが、キックはなくて「リコイルスターター」を左側に装備しています。林業や牧場でまさに馬の代わりになる乗り物として開発されたのだと思います。

 

シングルドカ

 

KNMさんのスズキGS750L シャフト駆動のアメリカンタイプです。エンジンの整備が行き届いているのでしょう。とてもメカノイズの少ない静かなエンジンでした。

 

油温計だけではなく、油圧計も装備。油温が上がればオイルが柔らかくなるので油圧は上がらなくなる。冷えているときはかなりの油圧だとレクチャーしていただきました。

 

KさんのW1Sです。W1サウンドを響かせていました。

 

TさんのCT110です。

 

女性ライダーOさんのSR500です。

 

ミリタリー調なハーレー?と思いきやヤマハビラーゴ250でした。

マフラーの蓋が排圧でチンチンチン開いたり閉まったりでFCRキャブのような音を出してました。

 

モッズ調のマグナです。横幅だけはハーレー並み。

 

この日の最終地点はグルッポのクラブハウスでした。

 

帰り道は3時過ぎに出て、延々と2時間半、日没になりました。

地元のスタンドで給油した際のトリップメーターは280.4㎞で、7.54ℓ入りました。

 

したがって燃費は37.18㎞/ℓになり、私に所有権が移ってから最も良い記録になりました。これはCB50やリトルカブの燃費に次ぐ好記録です。

 

昨年6月のスーパーラウンドラリーで下道2000㎞、信号の少ない東北での平均が28.31㎞でしたから大きな前進です。

高速も使わず、信号ストップや渋滞もあった千葉エリアでも好記録になったのはなぜなのか、考えてみました。

一番は、タペット調整を吸気側0.15㎜、排気側0.20㎜と一番ルーズに取ったのが大きいのではないか。

タペット音もほとんど聞こえませんが、排気音が歯切れよく整ったのが一番マッチしているバルブクリアランスだと教えてくれているようです。

 

二番目にはAIキャンセルしたことで、本来のエンジンの吸気排気の流れが整ったことも功を奏したのか。

 

三番目はダイワステンレスのキャプトンマフラーに換装したことです。

マフラーのボディ(太い胴)部分が純正より10センチほど長いのが特徴ですが、抜けもよく容量が増えてこれも排気効率を上げたのではと考えるからです。

 

複合要因ですが、ともかくこの燃費なら、13㍑タンクで480㎞の航続距離になりますから、ツーリングの供としては最高でしょう。