172人の叫び

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今日は掛かり付けクリニックに行ってきた。
先日、病院から手紙が届いた。
半年前に受けた子宮がん検査の結果、ウイルスに感染している事が判明したのでその経過検査だと書いてあった。
ナゼ半年放置スル・・
速攻で予約して行ってきたのが今朝の事。

予約したが待つ事35分。
駐車場を2時間分払っといて正解やった・・
私の前に呼ばれてはいった10代のカップル2人がやたらに長かった。
男は携帯をいじるのみ。
女は時折、怒気を含み声を荒げて男に「分からない、どうして良いか分からない!!」と泣いているようにも聞こえる感じで訴える。
その度に男は苛立つ。
その2人が呼ばれて30分出て来なかったのである。

待合には10人程の人が待っていたのであるが、そこに掲示板があった。
今まで気付かなかったが、「先月のキャンセル無しで来なかった患者数172名」と書かれてあった。
つまり予約していたのに何の連絡もなく来なかった患者数である。
「来ないならキャンセルをして下さい!」「来なくてよくなったならキャンセルをして下さい!」「あなたのたった1本のメールや電話で、今すぐ診察を必要としている172人を救う事が出来ました。1人1人の自覚と思いやりさえあれば、172人を助ける事が出来たんです。どうか覚えておいて下さい」と書かれてあった。

呼んでいて叫びにも聞こえる内容に、妙に納得してしまった。
当たり前なのに172人か・・
これを毎月書いて呼びかけているが、これに気が付く人はいるのだろうか。
確かに、急に我が子が見た事も無い発疹と高熱を出し、クリニックに電話して「当日キャンセルが出たので15分後に来れるなら診れますよ」と言われたら、キャンセルしてくれて有難う!と思った事もあった。
1人分の空きで子供が悪化せずに済んだ経験を持つ私などは、このキャンセルの張り紙は大事であり、もっと多くの人に読んでもらうべきではないかと思った。

イギリスの健康保険サービスは予約が取りにくい。
そんな中、172人が他の172人と入れ替われたはずだと思うと、予約の取りにくさも案外こんな当たり前の事で壁になっているのではないかと思うのである。

そうこうして先生に呼ばれて診察室に入った私。
先生から「あのね、私は医者。医者は子宮がん検診はしないのよ普通はね。これは看護師のすべき仕事だから。今日は仕方ないから私がやるけど次から看護婦で予約取って頂戴!!」と怒られた。
私は4か月以上も痒みが止まらず赤黒くなっている首も診察して欲しかったので医者で予約を取ったのであるが、医者は「○○クリームを薬局で買って。それしかその痒みにはやりようがない。はい、これ紙に名前書いておくから、これ薬局に持って行くとよいわ」と言われ、変な紙の裏にクリームの名前を書かれたものを渡された。

無料の医療費で医者から怒られるくらいなら、3割負担を喜んで払う代わりにちゃんと診てくれる医療システムを望む私は住む国を間違ってしまった・・・ただそう思うしかない。
結局、5分程度で検診終了。
丁寧に礼を述べ帰宅した。
何で私、怒られなアカンねん・・
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